金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

14

新聞購読のお申込み

東洋鋼鈑が富士テクニカ宮津を買収

来年1月公開買い付け
自動車事業を強化

 東洋鋼鈑は自動車用プレス金型メーカー大手の富士テクニカ宮津を買収する。来年1月をめどに、TOB(公開買い付け)を行い、投資ファンドから8割超の株式取得し、少数株主からも買い取り、100%子会社化する。富士テクニカ宮津を傘下にすることで、金型事業の強化に加え、自動車業界向けの新素材共同開発などにもつなげる。

 来年1月をめどに、投資事業有限責任組合のフェニックス・キャピタル・パートナーズが所有する富士テクニカ宮津株式の82%超を取得する。残りの少数株主からも買い付ける予定で、買収額は約93億円強になる見通し。役員や経営体制は変わらない。
 東洋鋼鈑はハイブリッドカー用電池部品などの製品や、プレス金型の表面改質のなど自動車向けを強化している。今回の買収で自動車事業の拡大や金型表面改質に加え、新素材の共同開発につなげる。同社では「富士テクニカ宮津は日本の金型産業を守り発展させてきた。役割を尊重した上で、一層の事業拡大を図りたい」としている。
 一方、富士テクニカ宮津は、リーマンショック後、自動車用プレス金型の最大手だったオギハラが外資系企業の傘下に入ったことなどから、経済産業省が主導し、10年に富士テクニカと宮津製作所が統合。再建を進めていた。今回、東洋鋼鈑の子会社となることで成長力が最大限に発揮できると判断した。富士テクニカ宮津の16年3月期の売上高は170億円を見込んでいる。

金型新聞 平成27年(2015年)11月14日号

関連記事

9月の金型生産実績

9月の金型生産実績

前年同月比3.1%増の321億6,900万円 プレス型は10・0%増、プラ型は4・5%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年9月の金型生産実績をまとめた。それによる…

ナガセインテグレックス 新藤常務が社長に

ナガセインテグレックス(岐阜県関市)は、長瀬幸泰社長が、代表取締役会長CEOに就任し、新藤良太常務が代表取締役社長COOに就いた。10月27日の株主総会で決定した。 《新藤新社長の略歴》 生年月日:1963年9月12日生…

型技術協会 2月22日にウェブで講習会

研削・放電・切削の基礎知識 型技術協会(横浜市中区、045-224-6081)は2月22日、研削加工や放電加工、切削加工の基礎をテーマに、金型加工に必要な技術や知識を紹介するウェブ講習会を開く。 研削加工は成型を繰り返し…

11月の金型生産実績

11月の金型生産実績

前年同月比3.3%増の291億3,900万円 プレス型は15・6%増、プラ型は5・9%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年11月の金型生産実績をまとめた。それによ…

プラスチック射出成形品の離型抵抗評価金型【金型テクノラボ】

プラスチック製品を射出成形金型から突き出す際に生じる離型抵抗は、製品に変形や破損を引き起こすため、様々な抑止方法が提案されている。この抑止方法を検討する際には離型抵抗の定量的な評価が重要となる。本稿では、離型抵抗を評価す…

トピックス

関連サイト