金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

15

新聞購読のお申込み

武林製作所、角谷工場長が「なにわの名工」

卓越した仕上げの技能

★DSC09717_R ★DSC09733_R
▲「なにわの名工」に選ばれた角谷工場長

 歯ブラシのプラスチック金型メーカー、武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)に、金型の耐久性や成形の品質を高める、仕上げの技能を持つ人がいる。工場長の角谷秀利さん。その高度な技能と後継者育成の取り組みが認められ、大阪府が卓越したものづくり技能者に贈る2015年「なにわの名工」に選ばれた。

 角谷さんは、金型づくりの最終工程で微調整をする金型仕上げの第一人者。僅かな段差を修正して成形品のバリを無くし、熱膨張を計算に入れて摺動面に微かな隙間を作り成形のトラブルを減らす。取引先の成形機や生産手法も考慮して調整するため、成形での故障は極めて少ない。さらには、長年使い疲労した金型も元どおりに治す。

 金型業界に入って今年で31年。金型づくりに長年携わってきた経験が仕上げの技術に生きている。その技術を次代に引き継ごうと、ここ数年は後継者、山中慎也さん(14年なにわの名工若葉賞)への指導にも取り組む。「仕上げで大切なのは金型を完成させるバランス力。それを日々、教えています」と角谷さん。

 昨年は同じ技能で「八尾ものづくり達人」(八尾商工会議所)を受賞したが、「なにわの名工」は初めて。角谷さんは「賞を頂けたのは社員みんなのおかげ。さらに品質の高い金型づくりに励みたい」。武林美孝社長は「当社で働く技術者の技能が世に認められ心から嬉しい。これからも切磋琢磨し技術力向上に挑みたい」。

金型新聞 平成28年(2016年)1月10日号

関連記事

オークマ 11月16日からWEB展開催

「WEB OKUMA MACHINE FAIR –JIMTOF2020–」  オークマは、11月16日から同社ホームページ内でWEB展示会「WEB OKUMA MACHINE FAIR –JIMTOF2020–」(詳細は…

NTTデータエンジニアリングシステムズ 5軸導入の支援拠点

  自動化など発信 NTTデータエンジニアリングシステムズ(東京都大田区、NDES)はこのほど、沖縄県うるま市に5軸加工や金型づくりの自動化を支援する「Mold Future Space‐OKINAWA(MFS)」を開設…

金型5月生産実績 前年同月比16.7%増の264億1900万円

プレス用金型は44.2%増、プラ用金型は3.6%増 2022年5月の金型生産は、前年同月比16.7%増の264億1,900万円と大幅に増加した。前月比では6.9%減となった。数量は前年同月比2.2%減、、前月比では4.9…

キャプテンインダストリーズ 金型の点測定に特化

機上計測ソフトウエア キャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、03-5674-1161)はこのほど、金型の点測定に特化した機上計測ソフトウエア「NCメジャー3軸」(写真)を発売した。買取(税別48万4500円)とサブ…

がんばれ!日本の金型産業特集 <br>イイダモールド 飯田 秀夫 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
イイダモールド 飯田 秀夫 社長

型設計から型メーカーへ転身 海外でも日本流を徹底  イイダモールドは今年6月、ベトナムのホーチミンで金型工場を本格稼働させた。元々金型設計事務所として創業した同社だが、ベトナム工場稼働によって、「金型メーカー」へと転身を…

トピックス

関連サイト