微細加工の大型化に対応 工作機械の「マザーマシン」として世界で高い評価を得ている安田工業。近年、金型業界でもニーズが高まる微細加工向けとしてJIMTOF2016で「YMC650」を発表し微細加工分野の開拓に努めている。…
社名をジェービーエムエンジニアリングへ
ジェービーエム
M&Aも視野 5年で売上高30億円に
ジェービーエム(大阪府東大阪市、06-6744-7331)は10月1日、社名をジェービーエムエンジニアリングに変更し、CAD/CAMソリューションを中心に、積層造形や計測、自動化など多数のソリューションを提供する一気通貫のビジネスを強化し、5年後に売上高30億円を目指す。
社名変更にあたって、今年4月にジェービーエムホールディングスを立ち上げ、ジェービーエムを完全子会社化した。小谷幸次社長は「事業継承は大事なこと。次世代に向けて優秀な人材がトップになれる基盤ができた」と話す。また、ホールディングスにしたことで、「将来はM&Aも視野に入れた事業拡大が可能な体制を構築した」と、小谷社長は事業領域の拡大を示唆し、2030年にはグループ売上高100億円を目標に据えた。組織変更も行い、CAD/CAMソリューション事業部とEngineeringソリューション事業部を中心に、Mastercamなど既存商品の拡販や積層造形やロボットなど自動化といった分野で大手メーカーとの提携や協業などを強化する。
また、教育も大きなテーマに挙げる。小谷社長は「新卒は半年間しっかり教育してから営業に配属する。営業活動を始める頃にはビギナーズトレーニングの講師ができる状態だ」と社員教育の重要性を強調。今後は幹部育成にも力を入れる方向性を示した。
金型しんぶん 2019年11月10日
関連記事
かながた小町 若手社員のホンネ インターモールドで恒例となった『かながた小町のパネルディスカッション』。今回はモデレーターに町工場親善大使の羽田詩織さんを招き、狭山金型製作所の東香奈恵さん、ミスズの丸山翔子さん、七宝金型…
逆境乗り越え、攻め 需要の国内回帰広がる 厳しい経営環境が続いてきた日本の金型業界。 しかし、 ここに来て円安によるユーザーの国内回帰や、一部で需給バランスが改善するなど、好転の兆しも見え始めた。 過酷な時期を乗り越え…
3年に1度開催のIPF Japan2020(国際プラスチックフェア)の出展募集が始まった。前回(2017年開催)の展示規模は、2438小間、778社・団体が出展し、約4万4千人が詰めかけた。今回は、5万人を見込み、年々…
小型・高精度を実現 リーズナブルな価格で提案 ナガセインテグレックス(岐阜県関市、0575・46・2323)は、金型プレートや精密部品の加工に最適なコラムタイプの高精度平面研削盤「SGS‐75BLD2‐Neo3」が好評…