除膜・再コートが繰り返し可能 日本コーティングセンター(神奈川県座間市、046・266・5800)は、自動車部品メーカーのデンソー(愛知県刈谷市)と共同で、切削工具などの超硬製品の寿命を向上するPVDコーティング技術「D…
高精度ワイヤの新型<アジエ・シャルミー・ジャパン>
アジエ・シャルミー・ジャパンは5月15、16日、横浜・神奈川区の本社ショールームで開催したプライベートショーで、新型の高精度ワイヤ放電加工機「CUT2000S」を発表した。加工電源を改良するなど、加工効率が向上。高速、高精度な加工を実現する。
従来機である「CUT2000」をリニューアル。新開発した加工電源を搭載し、加工速度が30%向上した。加工中にワイヤを自動交換できるオートワイヤチェンジャーや、小径孔や悪環境での自動結線ができ、加工効率の向上が図れる。
また、CCDカメラの光学測定機をオプションで追加できる。位置決めや形状測定などが機上で行えるほか、スキャニング機能により、ワークを解析。自動で補正パスを出力し、次の加工で完璧な輪郭形状を得る。より高精度な加工ができる。
このほかプライベートショーでは、高精度金型加工に適した高速5軸マシニングセンタ「MIKRON HSM 400U LP」や、広角テーパや厚さ400㎜までの加工ができるワイヤ放電加工機「CUT300mS」なども展示した。

金型新聞 平成26年(2014年)6月6日号
関連記事
大型射出成形機や精密加工機、門型MCの最新機を展示 芝浦機械は10月31日―11月2日、同社の沼津工場(静岡県沼津市)・御殿場工場(静岡県御殿場市)で「芝浦機械グループソリューションフェア2023」を開催する。 今年のコ…
機械の性能を最大限発揮させ、生産性を向上させるには、非稼働時間をいかに減らすかが重要になる。その肝となるのが、人や機械の稼働を最適化し、生産性の高い工程を組むことができる生産管理システムだ。近年は、工場全体や海外など複数…
次世代自動車用小型モータやセンサ、産業用ロボットの圧力制御機器などの筐体に用いられるステンレス製の深絞り加工品は今後需要増加が期待される一方で、時期割れの発生や工程の複雑化などの加工課題も少なくない。大貫工業所が開発した…
テクノコート(静岡県藤枝市、054・646・1721)はこのほど、ファイバーレーザ肉盛・溶接装置「スマートレーザー」の肉盛・溶接用ハンディトーチ「スマートゴーグル+スマートトーチ」(特許出願中)を開発した。小型トーチに…


