鍛造やダイカストは回復 経済産業省が発表した機械統計によると、2021年の金型生産額は3.9%減の3443億7900万円だった。4年連続で前年を下回った。 8型種のうち鍛造型やダイカスト型などの3型種で回復したが、プレス…
6月の金型生産実績
日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年6月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)4.6%減の5万1,649組、重量は4.9%増の1万2,989㌧、金額は18.4%増の343億8,900万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量12.6%増の1万1,385組、重量5.2%減の7,134㌧、金額17.8%増の135億1、800万円。鍛造型は数量13.6%減の11,919組、重量25.5%増の865㌧、金額17.7%増の27億1,800万円。鋳造型は数量10.0%増の431組、重量8.4%減の263㌧、金額9.8%減の4億5,800万円。ダイカスト型は数量9.2%増の691組、重量58.0%増の1,667㌧、金額25.0%増の40億8,000万円。
プラスチック型は数量13.3%増の3、562組、重量12.9%増の2,759㌧、金額16.6%増の119億8,100万円。ガラス型は数量14.7%減の1万7、334組、重量0.0%の119㌧、金額5.7%増の2億4、300万円。ゴム型は数量106.5%増の1,216組、重量45.4%増の141㌧、金額80.4%増の8億7,300万円。粉末冶金型は数量0.4%減の5,984組、重量13.1%減の40㌧、金額4.0%増の5億1,700万円。
内製型は60.7%増の103億6,700万円
自家使用分(内製型)は数量が前年同月比27.8%増の7,960組、金額は前年同月比60.7%増の103億6、700万円となった。
プレス型=数量3、215組(同66.3%増)、金額39億6,100万円(119.0%増)。鍛造型=2,694組(11.0%増)、金額11億7、500万円(22.3%増)。鋳造型=数量39組(2.6%増) 金額8000万円(31.6%減)。ダイカスト型=数量148組(7.3%増)、金額14億300万円(75.6%増)。
プラスチック型=数量646組(19.4%増)、金額33億9,600万円(34.0%増)。ガラス型=数量(―)、金額(-)。ゴム型=数量234組(239.1%増)、金額3億100万円(69.1%増)。粉末冶金型=数量984組(8.9%減)、金額5,200万円(3.7%減)。
金型新聞 平成27年(2015年)9月10日号
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