金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

12

新聞購読のお申込み

インターモールド2016最新加工技術が集結

4月20〜23日 インテックス大阪

企画展や併催展も充実

インターモールド2015 会場の様子

 「インターモールド2016/金型展2016」と「金属プレス加工技術展2016」が4月20日から23日までの4日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれる。金型に関する加工技術に加え、金型、プレス成形まで含めた技術や情報が一堂に集まる。金型を中心に、素形材産業全体の技術や情報が集まり、新たな金型づくりが提案される。

プラテックス大阪も

 金型加工に関する技術が集まる「インターモールド」、金型メーカーが技術を披露する「金型展」、プレス部品メーカーが出展する「金属プレス技術展」の3つの展示会には、素形材産業全体を網羅する技術、情報が集結する。今回は441社のメーカー・団体が出展し、5万人が来場する見込み。

 最新の5軸加工機による生産性の向上や、3Dプリンタによる新たな型づくりなどが提案される。超硬を削れる工具や磨きレスを極限まで追求した切削工具、非接触の最新測定機や機上測定などに注目が集まりそうだ。高速加工が可能な研削盤や大型や超高精度仕様の放電加工機などの最新の加工機のほか、金型部品やソフト、工作機器でも日々の課題を解決できる製品が揃う。

 金型メーカーが技術を披露する金型展には65社が出展。金属プレス技術展では、プレス部品メーカーが最新のプレス技術を紹介する。

 加工技術だけでなく、情報も充実している。「自動車部品製造技術フェア」、「航空機部品製造技術フェア」、「試作・デザイン・解析&3Dプリンティングフェア」などの特別企画も同時開催。「金型」に近い分野や異業種との交流の場を設け、マッチングを促す。

 基調講演では、カルソニックカンセイの中村克己会長が「自動車部品産業における技術動向とグローバル競争の現状と課題」と題した講演を行うほか、出展メーカーによるワークショップやセミナーも多数開かれる予定だ。

 さらに今回は総合プラスチック専門展「プラテックス大阪」も併催。プラスチック成形に関する最新技術や情報も紹介される。


開催概要

会   期:4月20日㈬~23日㈯
会   場:インテックス大阪
開場時間:10:00~17:00
     ※最終日は16:00まで
主   催:日本金型工業会/テレビ大阪
出展規模:441社・団体
出展製品:工作機械、鍛圧機械、工作機器、切削工具、精密測定機、光学測定機、ダイヤモンド工具、砥石、CAD/CAM/CAE、金型部品、その他金型加工に関連する装置・機器・資材・情報など
入 場 料:1,000円 ※招待券持参者・
事前来場登録者は無料
併 催 展:金属プレス加工技術展2016
公式サイトhttp://intermold.jp

金型新聞 平成28年(2016年)3月10日号

関連記事

富士テクニカ宮津が金型の焼入れを自動化、レーザー焼入れにより品質安定、手戻りも削減

自動車用プレス金型メーカーの富士テクニカ宮津(静岡県駿東郡)はロボットを活用し、金型の焼入れの自動化を進めている。自動化システムは、親会社である東洋鋼鈑(東京都品川区)グループ会社の鋼鈑工業(山口県下松市)と協働で開発。…

UMモールドフェア、開幕間近

UMモールドフェア、開幕間近

5軸や金属3D、JIMTOF出品機が一堂     インテックス大阪5号館で1月30・31日  金型設備総合商社の植田機械は1月30、31日の2日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で、最新の機械や工具を一堂に集めた「UM…

双葉電子工業 射出成形用AIを販売

成形条件を自動で提示 双葉電子工業(千葉県茂原市、0475・24・1111)はこのほど、MAZIN(東京都中央区)が提供する射出成形現場で活用できるAI技術の販売を開始した。双葉電子工業の金型内計測システムと組み合わせて…

インターモールド2022総集編 -技能レス-

ソフトや機械が補完 加工前のセッティング、ハンドツールによる磨き、加工誤差の補正―。金型づくりでは今なお様々な場面で高度な技能が必要だ。しかし熟練技能者が少なかったり、若手技術者に指導する時間が無かったり。インターモール…

ワークス ガラスMLA量産へ【特集:連携・M&Aで乗り越える】

参画企業とともに成長 ワークスは、世界で前例のないガラス製マイクロレンズアレイ(MLA)の金型とそれによる生産技術の開発でレンズや素材メーカーと連携する。ガラス製MLAはディスプレイや投影機、自動車のライトなどの小型化や…

トピックス

関連サイト