金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

02

新聞購読のお申込み

明星金属工業 3Dプリンタで地車の彫物復元

地車の彫物復元 プレス金型メーカーの明星金属工業(大阪府大東市、072・877・1661)は、3Dプリンタで地車(だんじり)の彫り物の複製品を製作した。大東市歴史民俗資料館に来年2月にも展示する地車の模型の部品として採用されるという。

 複製品は鬼や龍を模ったもので、本物の彫り物の形状を3次元スキャナーで読み取り、地元・大東市の中小製造業8社と共同制作した3Dプリンタで積層造形した。面粗さ約0.1㎜で、今後改良して模型に使える品質にしていくという。

 地車の模型の展示は大東市歴史民俗資料館と文化庁が企画。同社の上田幸司社長が大東市の地車保存会に携わっていることや、金型で培ったものづくり技術を持つことから取り組み始めた。

 上田社長は「金型の技術を文化的な活動にも生かせることができ、嬉しい」。今後、3Dプリンタで作った彫り物の型で菓子メーカーが饅頭をつくる構想もあるという。

 大東市は地車を地域活性化のシンボルの一つに掲げている。模型展示はそうした活動の一環。

金型新聞 平成28年(2016年)11月14日号

関連記事

ウシオライティング 4台のカメラで金型監視

成形トラブルを防ぐ ウシオライティング(東京都中央区、03-3552-8261)はこのほど、4台のカメラで金型を監視できる「PLUS‐E(プラスイー)PE‐700」の販売を開始した。射出やダイカスト成形を高精細に監視し、…

総会で事業計画  金型ビジョンが軸<日本金型工業会>

総会で事業計画 金型ビジョンが軸<日本金型工業会>

営業・海外に力 日本金型工業会(牧野俊清会長・長津製作所)は6月6日、東京都港区のインターコンチネンタル東京ベイで、第2回の定時総会を開き、牧野俊清会長の続投を承認した。新任の副会長には、中部支部長の小出悟氏(小出製作所…

【金型の底力】山善金型 様々な顧客ニーズに応えられる会社に

限界を作りたくない生産工程を見える化 「様々な顧客ニーズに応えられる会社にしたい」と話すのは、山善金型の山下和也社長。同社は精密なプラスチック金型を武器に、日用品から自動車部品、医療機器など幅広い顧客を獲得。モットーは『…

6月の金型生産実績

6月の金型生産実績

前年同月比18.4%増の343億8,900万円 プレス型は17.8%増、プラ型は16.6%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年6月の金型生産実績をまとめた。それに…

新型コロナ支援策
独自策打ち出す自治体も

 新型コロナウイルスの感染拡大が、金型業界に大きな影響を及ぼしている。受注の延期やキャンセル、営業活動の制限などによって、売上が減少している企業が増えている。こうした中で、政府は無利子・無担保での融資制度や、雇用調整助成…

トピックス

関連サイト