金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

13

新聞購読のお申込み

ササヤマ 新本社工場が稼働

大型金型の需要に対応

1600トンのトライプレス

1600トンのトライプレス

門形5面加工機

門形5面加工機

自動車や家電製品のプレス金型を手掛けるササヤマ(鳥取市、0858・85・3380)は、鳥取市河原町に本社工場を新設した。大型の精密加工機や大型プレス機、精密加工機を導入したほか、組立、設計の部門を一カ所に集約。大型の精密金型をより効率良く製作できる環境を整え、拡大する大型金型の需要に応える。投資額は24億円。

新本社工場は、敷地面積1万2800㎡、建屋面積4235㎡で、2棟のうち1棟に1600トンの大型試作プレス機(ボルスタ4500×1800㎜)や複数のクレーンを導入したほか、金型の設計や組立部門を集約。製作した金型による試作や最終調整を効率化できるようにした。

もう1棟には、門型5面加工機(ベッド5000×2500㎜)や、横型マシニングセンタ6台とそれに部材を供給するロボット、精密平面研削盤を導入。精密加工やセル生産により、金型の部品の品質を高め、効率良く加工できるようにした。ここで加工した金型部品は自動搬送車で組立・プレスエリアの棟へと運べる。

本社工場の新設は、ウルトラハイテンなどの難加工材に対応する超大型、高難度、高精度の金型の加工技術に力を注げる環境を整えるのが狙い。

笹山勝社長は竣工式で、「旧工場は手狭になっていた。新工場では広い現場、大型で精密な設備、効率良く作業できる環境を整えた。高品質な金型をタイムリーに供給し、市場のニーズに応えていきたい」と語った。

金型新聞 平成28年(2016年)11月14日号

関連記事

【新春特別インタビュー④】ツバメックス代表取締役・多田羅 晋由氏「緩やかな連携が進む、経営者は思考の変革を」

もっと広義な意味に 緩やかな連携が進む 経営者は思考の変革を 〜M&A・企業連携〜  1959年生まれ、大阪府出身。82年サンスター技研に入社、2005年同社代表取締役、19年2月ツバメックス代表取締役に就任し、…

Breakthrough!「AM用金属粉末」

金属AMによる造形で重要な要素となるのが金属粉末。近年では、造形しやすいマルエージング鋼だけでなく、ステンレス鋼や、ダイカスト金型での応用が期待されるSKD61相当材など、多様な粉末材料が登場している。こうした粉末の進化…

田口型範 社長 田口 順さん(70)
〜ひと〜

親子2代で旭日単光章を受けた  昨年11月、秋の叙勲で「旭日単光章」を受賞した。創業以来72年連続で黒字経営を続けたこと、2007年に経済産業省から「元気なモノ作り中小企業300社」を受けたことなどが認められた。「個人で…

厳しい精度要求に対応
三井精機工業

5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55XⅢ」 三井精機工業の公式ホームページは、こちらから 現場の課題  付加価値の高い加工部品の仕上げ加工は、精度要求が厳しい。加工機には、機械本体の剛性向上に加え、主軸性能やク…

大東市でオープンファクトリー開催

明星金属工業のプレス金型工場を見学 大阪府大東市のものづくり企業など8社の事業を見学できる「だいとうおーぷんふぁくとりーこんたくと」(参加延べ人数1103人)が11月3日、開かれた。明星金属工業はプレス金型の工場見学会や…

関連サイト