需給ギャップが改善し、明るさも戻り始めた金型業界。後押しの一つとなっているのが、一部で言われる金型の国内回帰だ。果たして本当に国内に回帰しているのか。どんな金型が戻っているのか。一方、ここにきて「職人」不足を危惧する金型…
光佐、プレス型メンテに力
完璧な成形を行うため、金型を最終調整する「玉成技術」。プレス金型の玉成とリバースデータエンジニアリングを行う光佐は玉成を武器に、プレス金型のメンテナンス事業「金型119番」を展開している。
元々はプレス金型メーカーだが玉成に特化するほうが強みを生かせると判断し、約30年前に専業に転換。最近は、リバースデータエンジニアリングも手掛け、3次元CADデータのない金型の出張測定も手掛けている。
現在注力するのが金型補修「金型119番」。出張、持ち込みを問わず、プレス金型を測定し、補修、短納期で納品する。強みは玉成で培った金型ノウハウだ。「測定方法や修正部位など金型を熟知していないと適切な補修ができない」(佐口泰史社長)。
納期や価格も強みだ。金曜夜に持ち込み、月曜朝納品といったケースもある。価格も「測定したSTLデータで切削するので市場価格の約半分でできる」(佐口社長)。3次元データが必要という顧客には別途データの支給も可能だ。
今後は「金型119番」の認知度を高めるため部品メーカーなどとの協業も視野に入れ、「玉成、リバースに次ぐ事業の柱にしたい」と意気込む。
本社:群馬県太田市飯塚町1856、0276・46・0756
設立:1955年
社長:佐口泰史氏
社員数:23人
金型新聞 平成29年(2017年)5月12日号
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