金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

24

新聞購読のお申込み

光佐、プレス型メンテに力

光佐 完璧な成形を行うため、金型を最終調整する「玉成技術」。プレス金型の玉成とリバースデータエンジニアリングを行う光佐は玉成を武器に、プレス金型のメンテナンス事業「金型119番」を展開している。

 元々はプレス金型メーカーだが玉成に特化するほうが強みを生かせると判断し、約30年前に専業に転換。最近は、リバースデータエンジニアリングも手掛け、3次元CADデータのない金型の出張測定も手掛けている。

 現在注力するのが金型補修「金型119番」。出張、持ち込みを問わず、プレス金型を測定し、補修、短納期で納品する。強みは玉成で培った金型ノウハウだ。「測定方法や修正部位など金型を熟知していないと適切な補修ができない」(佐口泰史社長)。

 納期や価格も強みだ。金曜夜に持ち込み、月曜朝納品といったケースもある。価格も「測定したSTLデータで切削するので市場価格の約半分でできる」(佐口社長)。3次元データが必要という顧客には別途データの支給も可能だ。

 今後は「金型119番」の認知度を高めるため部品メーカーなどとの協業も視野に入れ、「玉成、リバースに次ぐ事業の柱にしたい」と意気込む。



佐口社長

佐口社長

会社メモ

本社:群馬県太田市飯塚町1856、0276・46・0756
設立:1955年
社長:佐口泰史氏
社員数:23人


金型新聞 平成29年(2017年)5月12日号

関連記事

記者の目 ‐Reporter`s eye‐

記者の目 ‐Reporter`s eye‐

今回の“コロナ禍”で見えてきたのは、変化の必要性だ。受注や生産活動が制限される中、デデジタル化やITツールの活用など以前から指摘されていた課題が改めて浮き彫りになった。都内のある金型メーカーは、「変革の契機となるのは間違…

2018ものづくり白書
現場力向上、新たな価値創出

IoT技術の活用不可欠  政府は5月29日、2018年版の「ものづくり白書」を閣議決定した。デジタルに長けた質的な人材不足や、変化しなければこれまでの強みが足かせになる可能性など4つのおそれを示し、危機感を訴えた。一方で…

がんばれ!日本の金型産業特集 <br>東郷 東 成生 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
東郷 東 成生 社長

ナノ金型に挑む 地下工場で徹底した温度管理 ICリードフレーム(L/F)やモータコアなどの精密プレス金型を手掛ける東郷の本社工場は鹿児島市の市街地から少し離れた小高い山の山頂部にある。この工場そのものが、精密にこだわる同…

【年頭所感】日本金型工業会東部支部支部長・鈴木 教義

存在感を世界に示す  数年前、日本政府が「Society5.0」を策定しました。昨今では盛んにDXの必要性が叫ばれ、IoT、AI、クラウド、ビッグデータなど、様々な言葉が飛び交っています。「2025年の崖」問題もクローズ…

次世代3次元積層技術の研究会を発足、金型への実装を目指す 吉田 佳典氏(岐阜大学 工学部教授 )【鳥瞰蟻瞰】

4月に本学にある、地域連携スマート金型技術研究センター内に「次世代3次元積層技術研究会」を立ち上げました。活動は金属3Dに関連した研究会と勉強会ですが、岐阜大が目指すのは金属3D積層技術を生かした金型づくりを社会実装する…

トピックス

関連サイト