「製造業の世界で有名なのがドイツ。だから、ドイツ企業と取引できる企業を目指そうと考えた」と語るのは西部正記社長。Westen(ヴェステン)はドイツ語で『西』を意味し、2022年の新工場立ち上げと同時に社名を変更。水栓関連…
超硬丸棒を希望の長さに無料でカット
KFカーバイドジャパン
切断して販売する丸棒は、φ2~25㎜、長さ100~600㎜まで。切断機で金型のパンチやピンなどに使う長さ(最小30㎜)にカットする。サービスの対象の最小ロットはφ3~6.8㎜で50本、φ7~19.8㎜で30本、φ20~25㎜で20本。
切断機は今年4月に導入したチアラーン社(台湾)製。丸棒を両持ちでチャッキングしてダイヤモンド砥石で研削するため、極めて高い平面度に仕上がるという。また、切断したうえで面取り加工もできる。
KFカーバイドジャパンは今年1月に現本社工場を新設した。在庫スペースをそれまでの2.2倍(約400㎡)に広げ、切断機も導入し、金型や切削工具の特注品に対応できるようにした。KFカーバイドジャパンは、ドイツの超硬合金メーカー・コンラッドフリードリヒズの日本法人。コンラッドフリードリヒズは、独自の開発・製造技術を生かし、配合の異なる様々な材質や硬さの超硬合金を手掛けており、KFカーバイドジャパンはこれらの製品を日本で販売している。
金型新聞 平成29年(2017年)7月4日号
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