金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

19

新聞購読のお申込み

伊勢金型工業と名古屋精密金型が技術提携を締結
海外含む協力体制構築

情報交流でレベル向上も

情報交流でレベル向上も

 プラスチック金型を製造する伊勢金型工業(三重県伊勢市)と名古屋精密金型(愛知県知多郡)は今春、技術提携を結んだ。海外を含む遠隔地に輸出した金型の修理やメンテナンスなど互いの工場を活用することや工場内の取り組み、人材育成方法など月1回情報交換を図ることで、両社の生産性や技術レベルを上げていくのが狙いだ。

 金型ユーザーの海外進出が広がったことで、海外へ輸出する金型の修理やメンテナンス体制を構築することが金型メーカーの課題となっていた。今回の提携では、伊勢金型工業の本社、アメリカ、中国(2カ所)、タイの工場と名古屋精密金型の国内3カ所、ベトナム、インドネシアの工場を活用することで、金型のメンテナンスなどで互いに協力する関係を作る。

 互いの工場で取り組んでいる内容や人材育成の方法など情報交流することで技術も含めた相互のレベルアップも期待する。伊勢金型工業の大西冨雄社長は「情報交換することで、社員のモチベーションの上げ方や設計方法など当社の課題に対する解決のヒントも得ることができる」とし、名古屋精密金型の渡邊幸男会長は「当社工場が無い米国向けのメンテナンスなど協力してもらうので助かる。これからは金型メーカー同士の相互協力関係は重要性を帯びる」と技術提携の意義を話す。7月27日には伊勢金型工業で4回目となる情報交流会を開き、工場見学などを行った。

金型新聞 平成29年(2017年)9月10日号

関連記事

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】
小出会長オンラインレポート

出展各社の見所、小出会長(日本金型工業会)がレポート  新型コロナの感染が拡大し金型関連企業も県外への外出を自主規制する動きが広がる中、インターモールド2021では初の試みとして開催初日の4月14日、展示会場の様子を撮影…

金型業界の経営トップアンケート 事業戦略に関する調査

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」へと移行し、社会・経済活動が活発化しつつある中、資源高、電気料金の値上げなどによって、製造業は依然として厳しい状況下にある。中でも金型業界は、取引条件の課題や価格競争など…

がんばれ!日本の金型産業特集  <br>ヤマナカゴーキン 山中 雅仁社長

がんばれ!日本の金型産業特集
ヤマナカゴーキン 山中 雅仁社長

一歩先へ進む2つの「力」 「金型」を軸に事業拡大と営業強化  「競合の多い世界ではなく、ブルーオーシャンの世界へ行かねばならない」と山中雅仁社長は将来ビジョンに2つの「力」を挙げる。自動車向け超精密鍛造金型を軸に解析シミ…

フタバ産業 超ハイテンを冷間で量産【特集:プレス加工最前線】

自動車のボデー部品や排気系部品など手掛けるフタバ産業は1470MPa超ハイテン材の冷間プレス部品の量産を確立、今年1月に発売した新型プリウスに採用された。先代プリウスはホットスタンプを用いた部品を採用していたが、冷間プレ…

C&Gシステムズ  エクセスハイブリッドⅡ新版を発売

ミスミ部品発注しやすく C&Gシステムズはこのほど、CAD/CAMシステム「エクセスハイブリッドⅡ」の新版「V7.1」の発売を開始した。ミスミ部品をワンクリックで発注できるようにするなど、28項目の新機能を追加し…

トピックス

関連サイト