金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

12

新聞購読のお申込み

IPF 国際プラスチックフェア
樹脂とゴム成形の新技術

IoT、ロボ、複合材料

千葉市幕張メッセ 10月24〜28日開催

IPF 前回展の様子

 「IPFJapan(国際プラスチックフェア)2017」が10月24〜28日まで千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる。今回は樹脂やゴムの新たな成形技術に加え、IoT(モノのインターネット)を活用した技術、ロボットによる自動化、複合材料の成形をターゲットとした展示が目立つ。

 同フェアは3年に一度、開かれる、樹脂・ゴム成形に関する専門展示会の集合体(下記9つ参照)。今回は780社・団体、2347小間(9月25日現在)で行われ、4万5000人が来場する。

 主力テーマの一つがIoTだ。成形機メーカーらが具体的な展示を行うほか、25日にはメーカー13社による「IoT合同セミナー」も開かれる。

 ロボットによる自動化や省力化も注目だ。成形後の後工程、検査、組み立てなどでもロボットの活用が広がっており、新たな自動化提案が見られる。

 三つ目のテーマが、カーボンやセルロースナノファイバーなどを使ったコンポジット(複合材料)の成形の提案だ。素材メーカーだけでなく、大学の協力のもと、最新材料や成形装置、加工の情報をまとめた展示を行う。

9つの専門展
「高機能プラスチック原料・添加剤・フィラー展」
「プラスチック成形機・成形関連システム展」
「プラスチック&ゴム金型設計製造システム展」
「ゴム原料・成形システム展」
「コンポジット材料・成形システム展」
「発泡プラスチック展」
「リサイクル装置・システム展」
「プラスチック&ゴム試作・加工・製造受託展」
「プラスチック&ゴム工業部品調達展」

金型新聞 平成29年(2017年)10月16日号

関連記事

2023年8月金型生産実績 前年同月比8.2%減の241億円

プレス用金型は7.4%増、プラ用金型は32.9%減 2023年8月の金型生産は、前年同月比8.2%減の241億円、前月比では1.1%の微増となった。数量は前年同月比19.1%大幅減、前月比では4.2%の減となり3万1,0…

タイ工場15周年祝う
ヤマシタワークス

来年には移転拡張  パンチピンや薬剤用の金型を手掛けるヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、06-4868-8477)は9月13日、タイ工場の創業15年を記念して、バンコク市内で記念式典を開いた。タイと日本の社員ら約100人が…

【特集】メカトロテックジャパン2021〜セミナー/コンセプトゾーン/ワークショップ〜

セミナー[交流センター3階会議ホール/定員250人/聴講無料] テーマ「自動車」 クルマ作りの概念が変わる 講演①「カーボンニュートラルを見据えたモノづくりの進化」 日時:10月20日(水) 13:00~14:00 講師…

キヤノンモールド 誰でも簡単に見積もりできる仕組み作り 【特集:営業ってどうする?】

AI機能搭載の図面検索システムを導入 精密プラスチック金型を手掛けるキヤノンモールドは、キヤノン生産技術部門と共同で開発したAI機能搭載の「類似図面検索システム」を2022年に導入。これを活用し、誰でも簡単に見積もり算出…

冷間鍛造の三ツ知、金型製造の和田山精機と業務提携

難加工素材・形状の技術開発で新分野開拓 冷間鍛造部品メーカーの三ツ知(愛知県春日井市、下元守社長)は6月1日、冷間鍛造用金型メーカーの和田山精機(兵庫県朝来市)と業務提携を締結した。三ツ知の冷間鍛造技術と和田山精機が持つ…

トピックス

関連サイト