金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

29

新聞購読のお申込み

オイレス工業 プレス型用カッター発売
トリムとスクラップカットを1工程に集約

オイレスコンパクトフローティングカッター

 オイレス工業はこのほど、可動式のカッターユニット「オイレスコンパクトフローティングカッター」を発売した。カッターを可動させるための圧力源に特殊な粘性体を採用し、ユニットを小型化。金型に組み込んで使うことで、トリムとスクラップカットを1工程に集約でき、生産性が向上する。

 今まで自動車のアウター部品などのトリム工程でスクラップカットを1工程に集約するには、上刃を逃がし形状にするため、切りくずやバリが発生しやすかった。手直しが必要になったり、不良が発生したりして、生産性の低下につながっていた。

 「オイレスコンパクトフローティングカッター」は、一般的に上型に組み込んで上刃の一部として使用できるため、トリムラインを維持したまま加工することができる。切りくずやバリの発生を抑制し、良品率の向上や手直し作業の削減に貢献する。

 開発担当者は、「当社のトライポロジ(軸受)とダンピング(免制振)を使った独自技術を応用し、小型化に成功した。金型に組み込みやすく、自動車関連以外にも幅広く応用できる」と話す。

 せん断能力は5kN以下(初圧は5kN)とし、ストロークは4㎜。対象パネル材は普通鋼板とアルミを想定している。

金型新聞 平成29年(2017年)12月10日号

関連記事

ワークス ガラス両面MLA金型を開発

マイクロボール工具で加工 レンズ金型を手掛けるワークス(福岡県遠賀町、093-291-1778)はガラス製両面マイクロレンズアレイ(MLA)の金型を開発した。独自の微細なナノ多結晶ダイヤモンド(NPD)工具による加工技術…

【金型テクノラボ】岡本工作機械製作所 大型プレートの高精度、高効率な平面研削技術

順送プレス金型などの大型プレートは、平面度を維持するために再研削によって何度も繰り返し使用されている。また、焼き入れ処理を行うため、反りが発生し、加工時間の増加や測定方法などが課題となっている。ここでは、このような金型プ…

【Breakthrough!】熱間材&コーティング

熱間材の新技術 熱間材に関連する新たな技術開発が進んでいる。ホットスタンプやダイカストのように、過酷な条件での成形が増えているためだ。材料では、高温な金型を効率よく冷やすために、高い熱伝導性や靭性を持った新素材が登場。ま…

金属3Dプリンタ受注開始
東芝機械

 東芝機械は、小型から大型部品の造形が可能な金属3Dプリンタ「ZKシリーズ」の受注を開始した。レーザと金属粉末を同時に照射し造形する指向性エネルギー堆積方式(DED)方式で、高速、高精度な造形を可能にした。  ZKシリー…

切粉回収を時間短縮
アクアシステム

タンク清掃ろ過クリーナー  ポンプや工場扇を展開しているアクアシステム(滋賀県彦根市、0749-47-5215)は、工作機械の切削液のろ過に最適なエア式タンク清掃ろ過クリーナー「APDQO‐F(改良型)」を発売した。吸入…

トピックス

関連サイト