金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

07

新聞購読のお申込み

オイレス工業 プレス型用カッター発売
トリムとスクラップカットを1工程に集約

オイレスコンパクトフローティングカッター

 オイレス工業はこのほど、可動式のカッターユニット「オイレスコンパクトフローティングカッター」を発売した。カッターを可動させるための圧力源に特殊な粘性体を採用し、ユニットを小型化。金型に組み込んで使うことで、トリムとスクラップカットを1工程に集約でき、生産性が向上する。

 今まで自動車のアウター部品などのトリム工程でスクラップカットを1工程に集約するには、上刃を逃がし形状にするため、切りくずやバリが発生しやすかった。手直しが必要になったり、不良が発生したりして、生産性の低下につながっていた。

 「オイレスコンパクトフローティングカッター」は、一般的に上型に組み込んで上刃の一部として使用できるため、トリムラインを維持したまま加工することができる。切りくずやバリの発生を抑制し、良品率の向上や手直し作業の削減に貢献する。

 開発担当者は、「当社のトライポロジ(軸受)とダンピング(免制振)を使った独自技術を応用し、小型化に成功した。金型に組み込みやすく、自動車関連以外にも幅広く応用できる」と話す。

 せん断能力は5kN以下(初圧は5kN)とし、ストロークは4㎜。対象パネル材は普通鋼板とアルミを想定している。

金型新聞 平成29年(2017年)12月10日号

関連記事

岩倉溶接工業所 金型補修の受託加工と技術支援を開始

ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献…

牧野フライス製作所 立形5軸と形彫の新型

大物金型向けを強化  牧野フライス製作所は中・大物金型向けの製品の品ぞろえを拡充する。2月24日、大型の5軸制御立形マシニングセンタ(MC)と、大型NC放電加工機を同時に発売した。インパネやバックパネルなど自動車の意匠性…

キャプテンインダストリーズ 金型の点測定に特化

機上計測ソフトウエア キャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、03-5674-1161)はこのほど、金型の点測定に特化した機上計測ソフトウエア「NCメジャー3軸」(写真)を発売した。買取(税別48万4500円)とサブ…

牧野フライス製作所 長い切りくずを分断する独自技術「GIブレーカ」開発

牧野フライス製作所はこのほど、穴加工などで発生する長い切りくずを分断できる独自技術「GIブレーカ」を開発し、販売を開始した。既存機への後付けが可能で、穴加工でのトラブルを防止し、生産性向上や環境負荷低減を提案する。 深い…

5軸加工用工具・治具[Breakthrough!]

切削工具を傾けて加工ができることから、様々な効果が期待できる5軸加工。工具の側面のR形状を活用し、高能率な加工ができるバレル工具を始め、専用工具が登場している。バイスや治具でも、5軸加工をより効果的に活用するための製品が…

トピックス

関連サイト