順送プレス工程では材料の搬送量管理にパイロットやミスフィード検出が使われているものの、搬送に関わる不具合がしばしば発生している。所望の搬送が実現できない場合、不良品の発生にとどまらず、金型破損につながる場合もある。本稿で…
群馬県金型工業会 創立50周年記念式典を開催
より一層の発展を決意
群馬県金型工業会(羽鳥基宏会長)は1月29日、太田ナウリゾートホテル(群馬県太田市)で創立50周年記念式典を開いた。会員企業や群馬県副知事の荻澤滋氏をはじめとする来賓など約80人が出席し、講演会や記念式典、功労者表彰などが行われた。
同工業会は、1968年に荻原鉄工所(現・オギハラ)の創業者である荻原八郎氏が中心となって設立された。現在は、県内の金型メーカーや関連企業など68社で組織している。
羽鳥会長は式辞で、「『群馬を世界の金型供給基地にしよう』を合言葉に今日まで活動を進めてきた」と50年を振り返った。また、「特に最近では『金型マイスター認定制度』など優秀な金型技術者の育成や技能伝承を目的とした取り組みを進めている。こうした事業を継続することで、今後も群馬の地から優れた金型が生産されていくと確信している。60年、70年に向かって一層まい進していく」と述べた。
講演会では、SUBARU製造本部群馬製作所の福水良太副所長が「SUBARUの車体技術」をテーマに講演した。また、産業振興貢献正会員の29社に知事感謝状、永年功労正会員の5社と永年功労賛助会員9社に会長感謝状が贈られた。
県知事感謝状は次の通り。
オギハラ、鈴木機械、柳田鉄工所、オオイテック、新和工業、ハトリバンテック、大西ライト工業所、サンデンホールディングス、千代田製作所、ファベスト、矢島エンジニアリング、三起精工、三興製作所、岡島製作所、桑原製作所、榛名モールド、黒田製作所、清光金型、セキネ、蔵前産業、オリオン精工、長尾、スダテック、イッキス、木村鋳造所、進恵技研、長谷川ハガネ店、フナダ特殊鋼、サイテックス
金型新聞 平成30年(2018年)2月10日号
関連記事
JIMTOF出展機が一堂 金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06・6743・0110)は1月27・28日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で、工作機械総合展示会「UMモールドフェア」を開催する。工作…
内製能力向上でコスト削減 ダイカスト金型メーカーのサンユー技研工業(三重県津市、059・254・2200)は6月末、ブロー成形金型を手掛けるオーム技研工業(千葉県白井市、047・4914858)を買収した。買収額は非公開…
営業、海外、周辺分野 ビジョンを軸に事業計画 日本金型工業会(牧野俊清会長・長津製作所会長)は6月6日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイで第2回の定時総会を開催する。同工業会は5月20日、新金型産業ビジョ…
日本金型工業会中部支部の青年部にあたるイーグル会は2月20日、アパホテル名古屋錦エクセレント(名古屋市中区)で第46期総会を開き、37社が出席。総会では役員改選が行われ、名古屋精密金型の南谷(なんや)広章社長が代表幹事…




