金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

15

新聞購読のお申込み

ヤマザキマザック 高精度同時5軸MCを開発
金型向けに本格参入

UD-400/5X

UD-400/5X

 ヤマザキマザック(愛知県大口町)は、金型加工で求められる高精度・高加工面品質を実現する同時5軸マシニングセンタ「UD‐400/5X」を開発し、金型加工分野に本格参入した。

 「UD‐400/5X」は、ベースやコラムなどの構造体の高剛性化と減衰性を高め、高速加工時における振動を抑えた。同クラス最重量となる機械重量15tが、それを如実に表している。また、完全左右対称の門形機械構造は、温度変化による機械のねじれを低減。主軸と高剛性大径ボールねじには軸心冷却方式を採用し、熱の発生を抑制。全軸に標準装備した高精度スケールフィードバック(直線軸分解能=0.001μm、回転軸精度±1秒)と、熱変位制御機能「サーマルシールド」により熱変位を的確に補正し、高精度を実現する。

 さらに、4万5000回転/分の高速主軸と、DDモータを採用したチルトテーブルは、機敏な動きと加工の高速化を可能にする。

 満を持して発売した「UD‐400/5X」は、「電気自動車や燃料電池車、ハイブリッド車などの進化・普及に伴い、高精度な金型の需要が日本国内で増加するとみられます。余裕の剛性を持ち、それらを効率よく高速加工できるマシンです。医療機器などの加工にも威力を発揮します」と中西正純営業本部長。今後、シリーズ化も視野に入れている。

金型新聞 平成30年(2018年)2月10日号

関連記事

パンチ工業 精密機器関連が好調 22年4-9月期

パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)の2022年4‐9月期売上高は、11%増の216億6500万円だった。営業利益は13.1%減の15億3700万円で、原材料・資源価格の高騰が大きく影響し、増収減益となっ…

【金型生産実績】2020年10月 24.3%減の259億8,000万円

プレス型は30.6%減、プラ型は9.2%減  2020年10月の金型生産は、前年同月比24.3%減の259億8,000万円と大幅に減少した。前月比でも16.7%の減少。数量は前年同月比2.8%減の4万1,617組、重量は…

プロニクス 短納期・自動化で成長目指す【金型の底力】

常に新たなことへ挑戦 測定受託サービスや医療部品、光コネクタ部品などの金型設計・製作、成形を手掛けるプロニクスは、短納期・自動化で事業成長を目指す。昨年11月、ベトナムに切削部品の加工を行う部品工場を立ち上げた。またホー…

Breakthrough!「AM用金属粉末」

金属AMによる造形で重要な要素となるのが金属粉末。近年では、造形しやすいマルエージング鋼だけでなく、ステンレス鋼や、ダイカスト金型での応用が期待されるSKD61相当材など、多様な粉末材料が登場している。こうした粉末の進化…

下請法改正、変更点を解説

サプライチェーンで適切な価格転嫁を定着、コストアップや賃上げに対応 2025年5月16日、国会で下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正法が成立した。施行は2026年1月1日。改正による変更点は、一方的な取引価格決定の禁…

トピックス

関連サイト