金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

21

新聞購読のお申込み

ユケン工業
被膜前にディンプル加工

樹脂型の離型性向上

ユケン工業 ユケン工業(愛知県安城市、0566・73・2131)は、人気の樹脂成形型用被膜「Yコート BL」を施す前に金型への特殊ディンプル加工(深さ=2~3㎛)を行うことで離型性を大幅に向上する「Yコート BLプラス」の受託加工を本格開始した。

 「Yコート BL」は、耐摩耗性・耐腐食性・離型性に優れ、ハイサイクル化・金型の長寿命化・メンテナンス工数の低減などにより、生産性向上を実現できると好評を得ている。

 今回「さらに離型性を高めたい」というユーザーの要望に応え、コーティング前に独自の下地処理を施し、金型素地を超微細な凹凸形状にした上で「BL」をコーティングする「Yコート BLプラス」を開発した。

 長期間優れた離型性を発揮するので「冷却時間25秒を20秒に短縮(20%減)でき、サイクルタイムの向上につながった」「エジェクタピンによる変形を抑えることができた」「成形品離型時の擦り傷がなくなった」などの声が既に寄せられている。

 樹脂材料は、PP・POM・PBT・ABS・PAなど各種材料に適用でき、金型鋼種もNACなど鉄系(高温焼戻し材)やSUS系など500℃までの処理温度に対応できる幅広い型材に適用可能。

 処理可能な寸法は、400×400×50(厚み)㎜まで、重量は50㎏まで。

 同社は、4月5日~7日、東京ビッグサイトで開催される第6回高機能プラスチック展(ブース:東6ホール 27-13)に出展し、「Yコート BLプラス」をはじめプレス型用・鍛造型用など人気のPVDコーティングをサンプルを交えて紹介する。

金型新聞 平成29年(2017年)3月10日号

関連記事

日本コーティングセンター IHI Ionbond社と提携 金型向け被膜を相互提供

日本コーティングセンター(神奈川県座間市、046-266-5800)はこのほど、表面処理メーカーのIHI Ionbond社(スイス)と自動車用プレス金型向けPVDコーティングで業務提供契約を締結した。国内外で両社のコーテ…

ユニテック・ジャパン 2段階の超低圧ブラスト

金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」 産業機械輸入商社であるユニテック・ジャパン(大阪府池田市、072-754-5757)はSablux社製(スイス)の金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」の販売を強化し、切削や研削加工し…

【鳥瞰蟻瞰】牧野フライス製作所プロジェクト営業部スペシャリスト・山本英彦氏「日本メーカーの力が持続可能な社会の実現には必要」

大事なのは、自信を持つこと日本メーカーの力が持続可能な社会の実現には必要 1983年に牧野フライス製作所に入社してから、海外畑を歩んできました。キャリア当初は、アメリカ向け立形マシニングセンタや放電加工機の営業支援を担当…

加工プログラムの効率化 テンプレートで時間短縮、3DCADで自動作成【特集:2022年金型加工技術5大ニュース】

金型づくりの世界では、自動化やAM、脱炭素向けなどの最新技術が数多く登場し続けている。その進化は止まることがなく、4年ぶりに開催されたJIMTOF2022でも多数の最新技術が披露され、注目を集めた。今年最後となる本特集で…

【年頭所感】 日本金型工業会 会長 小出 悟氏

人の成長事業に注力 令和6年は社会環境・経済環境が大きく変化しつつも一つ一つ未来に向かっての動きが確認できていく年であると感じております。おそらく変化は微々たるものの連続でしょう。世の変化は気付かないうちに少しずつ変化し…

関連サイト