前年同月比17.5%増の327億6,200万円 プレス型は21・4%増、プラ型は15・9%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成27年2月の金型生産実績をまとめた。それに…
三菱電機 高精度ワイヤ放電を増産
生産性3割高める
研削盤など10億円投資
三菱電機は高精度ワイヤ放電加工機を増産する。名古屋製作所に大型平面研削盤など約10億円を投資し、高精度ワイヤ放電加工機「MXシリーズ」などの生産性を3割高める。モータコア用などの成長している分野の金型がより高精度化、大型化がしていることなどに対応する。
増産するのは、同社が超高精度機と位置付けるワイヤ放電加工機で、油仕様のMXシリーズや水加工液で超高精度加工ができるMPシリーズ。名古屋製作所内に約10億円かけて大型の平面研削盤1台を導入した。大型仕様のMX2400やMP4800などのこれまで外注していた大型ベッドの研削加工を内製化することなどにより、生産性を3割高める。
生産台数は明らかにしていないが、増産によって、現在20億円強の対象機種の売上高を約10億円引き上げるなど、4割程度の販売額の増加を目指す。
同製作所での大型投資は10数年ぶり。増産体制を強化するのは、世界中で高精度な機種への要求が高まっているためだ。特に電気自動車など次世代自動車の登場で、「モータの高効率化が不可欠になっており、モータコア用の金型なども大型化に加え、精度要求も高くなっている」(佐藤清侍放電製造部長)という。
増産で日本国内だけでなく、海外での需要拡大にもつなげる考え。対象機種の世界中での売上高目標は4割増だが、欧州、中国などを中心に海外は6割アップを目指す。
金型新聞 平成30年(2018年)4月16日号
関連記事
「共同開拓」時代 新しい時代の新しい金型経営のヒント 「8月末までに本社にもう1棟新工場を完成する。ぜひ見学にお越しください」―金型メーカー、ナガラ(名古屋市中川区)の早瀬實社長はこのほど、日本金型工業会西部支部の講演…
高精度に金型を加工するために不可欠なツールの測定や管理は従来、熟練技能者によって行われてきた。しかし人手不足や生産性向上を背景に、製造現場の自動化ニーズは高まっておりロボットを活用したツールプリセッタや機上測定などが登場…
マイクロ・ナノテクスチャリングを学ぶ 日本金属プレス工業協会(高木龍一会長)は2月18日、「プレス技術とマイクロ・ナノテクスチュアリング」をテーマに、金属プレス加工技術研究会をオンラインで開催する。 金型にマイクロディン…
高難度型を早く安く 自動化活用し品質安定 難易度の高い金型や、オンリーワン技術に高い付加価値があるのは当然。しかし、全てがそんな金型ばかりではない。大半の金型は、高精度は当然ながら「早く、安く」作ることが求められている…

