方向見極め、変化し攻める 昨年は補助金や投資減税などアベノミクスによる諸施策が奏功し、まだら模様ながら日本の製造業を明るいものにした。円安で輸出型の大手企業を中心に業績急回復。金型業界にもその影響は波及しつつあり、複数…
魂動デザインと金型づくり
広島で金型シンポジウム マツダの安達氏が講演
金型工業会
日本金型工業会(小出悟会長・小出製作所社長)は9月6日、ANAクラウンプラザホテル(広島市中区)で「第4回金型シンポジウムin広島」を開いた。自動車メーカーマツダの安達範久技術本部長が「お客様の輝きにつなげるマツダのモノ造り」をテーマに講演したほか、金型のIoT活用の未来についてパネルディスカッションも行われた。
講演で安達氏は、マツダが取り組む事業戦略の一つ「魂動(こどう)デザイン」を実現するために、「金型は極めて重要な役割を担っている」と指摘。ミクロン台の面品位を可能にするため独自加工技術を開発したり、金型づくりの技能を伝承するためIT技術を活用していることなどを紹介した。
パネルディスカッションは、安達氏や小出会長、福井精機工業専務の清水一蔵氏、ヤマナカゴーキン社長の山中雅仁氏がパネラー、同工業会学術顧問の横田悦二郎氏の司会で金型のIoTについて討論した。
「金型に内蔵したセンサで成形時の金型の状態を知ることで成形品の品質を高めることができる」(山中氏)。「もしお客様の海外の工場で使われたとしても常にその状況が分かる」(清水氏)。「ものづくりにおいて金型メーカーとお客様がつながれる新たな手段」(小出氏)とそれぞれの意見を話した。
金型新聞 平成30年(2018年)10月10日号
関連記事
日本金型工業会が金型業界の次代を担う人材育成を目的に実施している「金型アカデミー」が、東京(3月20日、東京都文京区・金型年金会館)、名古屋(3月26日、名古屋市東区・日刊工業新聞社名古屋支社)で開催された…
ロボシステムと組み合わせ可能 切削能力が従来の2倍 DMG森精機はこのほど、NVX5000シリーズの第2世代にあたる立形マシニングセンタ「NVX5000 2nd Generation」の販売をし好評を得ている。コラム・…
内製能力向上でコスト削減 ダイカスト金型メーカーのサンユー技研工業(三重県津市、059・254・2200)は6月末、ブロー成形金型を手掛けるオーム技研工業(千葉県白井市、047・4914858)を買収した。買収額は非公開…
金型加工支援システム 「人が介在する作業をどう効率化するか」—。牧野フライス製作所は工具やワーク、加工情報などのデータを自動でつなぎ、一元管理することで、人による作業を減らす提案を強化している。 加工の自動化は進化する一…



