金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

07

新聞購読のお申込み

魂動デザインと金型づくり
広島で金型シンポジウム マツダの安達氏が講演

金型工業会

 日本金型工業会(小出悟会長・小出製作所社長)は9月6日、ANAクラウンプラザホテル(広島市中区)で「第4回金型シンポジウムin広島」を開いた。自動車メーカーマツダの安達範久技術本部長が「お客様の輝きにつなげるマツダのモノ造り」をテーマに講演したほか、金型のIoT活用の未来についてパネルディスカッションも行われた。

 講演で安達氏は、マツダが取り組む事業戦略の一つ「魂動(こどう)デザイン」を実現するために、「金型は極めて重要な役割を担っている」と指摘。ミクロン台の面品位を可能にするため独自加工技術を開発したり、金型づくりの技能を伝承するためIT技術を活用していることなどを紹介した。

 パネルディスカッションは、安達氏や小出会長、福井精機工業専務の清水一蔵氏、ヤマナカゴーキン社長の山中雅仁氏がパネラー、同工業会学術顧問の横田悦二郎氏の司会で金型のIoTについて討論した。

 「金型に内蔵したセンサで成形時の金型の状態を知ることで成形品の品質を高めることができる」(山中氏)。「もしお客様の海外の工場で使われたとしても常にその状況が分かる」(清水氏)。「ものづくりにおいて金型メーカーとお客様がつながれる新たな手段」(小出氏)とそれぞれの意見を話した。

金型シンポジウムで講演するマツダの安達範久技術本部長

金型新聞 平成30年(2018年)10月10日号

関連記事

【検証】変わる金型基金 新たな船出3<br>年金有期化で安定運用

【検証】変わる金型基金 新たな船出3
年金有期化で安定運用

 前号では、日本金型工業厚生年金基金(上田勝弘理事長、以下金型基金)の現行制度の「定額加算」と「高い予定利率」の2つの課題とその解決策を紹介した。本号では、3つ目で最大の課題でもある「終身年金」の課題と、新制度ではどのよ…

2024年8月金型生産実績 前年同月比 5.6%減の230億円

プレス用金型は32.9%減、プラ用金型は37.2%増 2024年8月の金型生産は、前年同月比5.6%減の230億4,479万円となった。前月比では6.0%減だった。数量は前年同月比1.2%の微減、前月比では20.0%の大…

この人に聞く2017<br>安田工業 安田 拓人社長

この人に聞く2017
安田工業 安田 拓人社長

微細加工の大型化に対応  工作機械の「マザーマシン」として世界で高い評価を得ている安田工業。近年、金型業界でもニーズが高まる微細加工向けとしてJIMTOF2016で「YMC650」を発表し微細加工分野の開拓に努めている。…

11月の金型生産実績

11月の金型生産実績

前年同月比 12.1%増の329億3,300万円 プレス型は11.6%増、プラ型は8.6%増   日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年11月の金型生産実績をまとめた。…

【新春特別インタビュー⑤】稲垣金型製作所取締役・稲垣 武洋氏「イノベーションを起こし新しい収益モデルを創る」

常識にとらわれない金型 イノベーションを起こし新しい収益モデルを創る 〜新ビジネス〜  1975年生まれ、静岡県出身。98年立命館大学卒業後、富士通に入社し、システム販売などに従事。2004年稲垣金型製作所に入社、18年…

トピックス

関連サイト