金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

28

新聞購読のお申込み

魂動デザインと金型づくり
広島で金型シンポジウム マツダの安達氏が講演

金型工業会

 日本金型工業会(小出悟会長・小出製作所社長)は9月6日、ANAクラウンプラザホテル(広島市中区)で「第4回金型シンポジウムin広島」を開いた。自動車メーカーマツダの安達範久技術本部長が「お客様の輝きにつなげるマツダのモノ造り」をテーマに講演したほか、金型のIoT活用の未来についてパネルディスカッションも行われた。

 講演で安達氏は、マツダが取り組む事業戦略の一つ「魂動(こどう)デザイン」を実現するために、「金型は極めて重要な役割を担っている」と指摘。ミクロン台の面品位を可能にするため独自加工技術を開発したり、金型づくりの技能を伝承するためIT技術を活用していることなどを紹介した。

 パネルディスカッションは、安達氏や小出会長、福井精機工業専務の清水一蔵氏、ヤマナカゴーキン社長の山中雅仁氏がパネラー、同工業会学術顧問の横田悦二郎氏の司会で金型のIoTについて討論した。

 「金型に内蔵したセンサで成形時の金型の状態を知ることで成形品の品質を高めることができる」(山中氏)。「もしお客様の海外の工場で使われたとしても常にその状況が分かる」(清水氏)。「ものづくりにおいて金型メーカーとお客様がつながれる新たな手段」(小出氏)とそれぞれの意見を話した。

金型シンポジウムで講演するマツダの安達範久技術本部長

金型新聞 平成30年(2018年)10月10日号

関連記事

牧野フライス製作所 形彫放電加工時間を半分に【特集:放電加工〜最新技術はこう使え〜】

噴流制御と細穴加工機活用、ノージャンプ加工で「倍速放電」 牧野フライス製作所は電極内部に設けた細穴からオイルを供給し、加工液内に噴流を発生させ、スラッジを効率的に排出することで、形彫放電の加工時間を大幅に短縮する「倍速放…

【金型の底力】カワマタ・テクノス 顧客深耕と成形事業を強化

顧客深耕と成形事業強化事業承継に未来図  ゴム金型の製造から成形まで手掛けるカワマタ・テクノスは事業承継を進めるため、事業改革に取り組んでいる。高い金型技術と成形を知る強みを活かし、既存顧客へのコンサルティング活動を強化…

ヤマシタワークス<br>錠剤包装用装置を開発

ヤマシタワークス
錠剤包装用装置を開発

高齢者の誤飲事故防止  パンチ・ピンや錠剤用の金型を製造するヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長)は、特許を持つ誤飲を防止する立体型のプレススルーパック(PTPシート)を製造する装置を開発した。同特許の欧州企業へ…

金型技術振興財団 助成事業の公募開始

金型技術振興財団(千葉県茂原市、047-27-3210)は2021年度の助成研究事業などの公募を開始した。締め切りは7月30日。 金型や成形技術などを対象にした研究開発助成は、1件200万円以内総額1000万円まで。助成…

顧客の成功考え、最適な提案 小林貞人氏(GFマシニングソリューションズ社長)【この人に聞く】

GFマシニングソリューションズ(横浜市神奈川区、045・450・1625)は今年8月、AM事業部長の小林貞人氏が社長に就任した。放電加工機やマシニングセンタ(MC)、自動化システムなどを手掛ける同社は今後、日本の金型業界…

トピックス

関連サイト