高精度に金型を加工するために不可欠なツールの測定や管理は従来、熟練技能者によって行われてきた。しかし人手不足や生産性向上を背景に、製造現場の自動化ニーズは高まっておりロボットを活用したツールプリセッタや機上測定などが登場…
UMモールドフェア 植田機械
IoTや自動化 JIMTOFで注目集めた技術一堂
金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06・6743・0110)は来年1月25~26日の2日間、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)で工作機械総合展示会「UMモールドフェア」を開催する。工作機械や測定機、ソフトウェアなどメーカー81社が出展し、JIMTOF2018で注目を集めたIoTや自動化などの最新技術を披露する。

ソディック・金属3Dプリンタ「LPM325」

インテックス大阪
来年1月25・26日 インテックス大阪で
UMモールドフェアは、2年に一度東京で開かれる国内最大の工作機械見本市「JIMTOF」のアフター展として、大阪で開催する展示会。9回目となる今回のテーマは「未来へつなぐ、技術の大樹」。工作機械・装置(33社)や測定機(5社)、精密金型部品(6社)、ソフトウェア(12社)、ツーリング・治工具(14社)、IoT(1社)、ECO商品(1社)など81社が出展する。
見どころはIoTや自動化などJIMTOF2018で注目を集めた最新技術。
JIMTOF2018では工作機械メーカー各社がIoT(モノのインターネット)で工作機械の稼働状況を監視したり、保守、加工プログラムのバックアップに活用できる技術を披露。出展機約300台をつなぎ、その稼動状況を大型モニタに映し出した。
一方、自動化でも新たな技術が登場した。ロボットでワークを工作機械に自動供給したり、工作機械に内蔵したAI(人工知能)が最適な加工条件を導き出したり。ロボットをパッケージ化し操作しやすくした工作機械も発表された。
また、加工精度を高めた5軸加工機や超精密のワイヤ・放電加工機、高精度の3次元測定機、機能を充実させた5軸対応CAD/CAM、金属3Dプリンタなども出品された。UMモールドフェアではこうした最新技術を中心に、治工具や金型補修機、精密金型部品などが出品する。
期間中は講演会も開かれる。25日は自動車産業の調査会社フォーインの久保鉄男社長が世界の自動車産業の将来展望について、26日はシステムインテグレータのシーイーシーの松井裕晃部長が加工工場のIoT活用法について語る。
植田修平社長は「ものづくりの技術は日進月歩で進化しています。その一方で自動車の電動化など取り巻く環境も変化している。そうしたことを感じることができる展示会にしたい」。
金型新聞 平成30年(2018年)12月10日号
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