金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

15

新聞購読のお申込み

研削盤3機種を発表 長島精工 

省スペース設計・自動化も対応

 研削盤メーカーである長島精工(京都府宇治市、0774・45・3611)は先日開かれたJIMTOF2018で新製品の精密小型ネジ研削盤2機種(内径ネジ及び外径ネジ)と、超精密高効率円筒研削盤1機種を発表した。精密小型ネジ研削盤は従来機に比べ大幅な省スペース化を図り、うち内径ネジ研削盤はロボットで自動化にも対応。超精密高効率円筒研削盤は両センター支持仕様で、粗加工工程と仕上げ加工工程を同時に行える特長を持つ。

外径ネジ研削盤TO10-30

内径ネジ研削TI10-10

円筒研削盤NOG-2HF

 発表した精密小型ネジ研削盤は外径ネジ研削用「TO10-30」と内径ネジ研削用「TI10-10」の2機種。いずれも徹底された省スペース設計により、「TO10-30」は幅1580㎜、奥行き2300㎜。「TI10-10」は幅1310㎜、奥行き1880㎜(共に加工液タンクを含む)でクラス最小を実現。同社オリジナルソフトウェアを搭載し、ネジ諸元を入力するだけで、面倒な計算や機械調整なく多様なネジ研削加工が簡単にできる。加工補正機能も充実し、補正したいネジのリード及び有効径を任意の加工範囲(軸方向、最大10点まで)で補正できる。さらに、ワーク主軸後部にロータリードレス装置を搭載し、独自の砥石成形システムにより様々な形状の砥石が製作できる。これらの機能により、一般規格ネジから特殊形状ネジ、ボールネジまで対応。「TO10-30」の加工範囲は外径φ60㎜、長さ300㎜。「TI10-10」は内径φ80㎜、長さ50㎜。対応する主なネジ形状は台形・三角形状、ボールネジ形状、多角形状、ノコ刃形状。また、総形ドレッサーにも対応。「TI10-10」はオプションでワーク交換用ロボットを搭載でき、連続自動加工も可能だ。「TO10-30」の主な用途は金型部品やネジゲージ、ボールネジなど。「TI10-10」はネジゲージや精密ナットなどを想定。

 超精密高効率円筒研削盤「NOG-2HF」はオリジナルの両センター支持仕様で、プレス金型用パンチや工具母材の段研削加工を想定した研削盤。同機はワーク左右テーブル軸(X)、前後砥石軸1(Y)と前後砥石軸2(Z)の3軸構成。両センター支持で粗加工用砥石と仕上げ加工用砥石を装着し2枚の砥石で粗・仕上げを同時研削する。形状加工にも対応するため、作業の効率化や加工工程の集約が期待できる。加工範囲はワーク外径φ50㎜、ワーク長さ300㎜。同社担当者は「超硬など焼結素材を前加工なく加工したいというユーザーの要望に応えた」と話す。

金型新聞 平成30年(2018年)12月10日号

関連記事

ドレス作業を自動化
岡本工作機械製作所

精密平面研削盤「PSG-SA1シリーズ」 現場の課題  一般砥石での研削加工で必須となるドレッシング工程は、研削サイクル中に入れることができないため、その都度オペレータが管理しなければならない。昨今の人手不足や技能者不足…

長瀬産業 金型冷却水管の洗浄液、メンテ効率良く短時間に

化学品や電子材料など国内有数の化学専門商社の長瀬産業(大阪市西区、06・6535・2410)はアルミダイカストやプラスチック金型などのメンテナンスに最適なシリカスケール除去液「N‐SR004B」(特許出願済み)を開発した…

三井精機工業 金型向けMC新機種の新機種

EVや5G関連に提案 三井精機工業(埼玉県川島町、049-297-5555)はこのほど、カメラレンズや精密部品用金型などの微細加工向けマシニングセンタ「PJ303X」と、大型プレート加工に適したジグ研削盤「J750G」を…

双葉電子工業 金型内圧力データを一括管理

クラウドサービスを開始  双葉電子工業(千葉県茂原市、0475-24-1111)はこのほど、グループ企業のカブク(東京都新宿区)と連携し、金型内圧力の計測データをクラウド上で一括管理できるIoTシステム「MMS Clou…

コガネイモールド ミニチュア金型を製作

成形の動きを再現 プラスチック金型メーカーのコガネイモールド(長野県佐久市、0267・68・0505)は、4月17~19日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「インターモールド2024」に、「ミニチュア金型」…

トピックス

関連サイト