金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

10

新聞購読のお申込み

オークマ 5面加工門形MC「MCR−S(Super)」でプレス型の生産を革新

レーザで熱処理や肉盛りも

オークマは、高速・高精度・高面品位加工を実現する5面加工門形マシニングセンタ 「MCR‐S(Super)」(写真)を開発し注目を集めている。自動車用プレス金型加工において、高い形状精度と加工面品位を維持しながら高速連続切削送りを実現し、加工時間を25%短縮する。フライス加工の切削量710㎤/分と重切削にも対応。「サーボナビ」を搭載し、加工物の重量に合わせてテーブル加速度を自律的に最大化する。

NC制御技術「Hyper‐Surface」は、加工面不良につながる加工プログラムの乱れを自動補整し、加工面に筋目や縞模様がない高面品位加工を実現する。

長時間連続加工においても安定した高精度加工が可能で、凸凹金型合わせ時間を大幅削減する。

工具の割出角度に合わせてセンサが旋回し、精密な撮像で刃先位置を高精度に計測する「旋回式撮像センサ」により、工具の割出角度が異なる加工エリア間の段差は10μm以下(従来機比1/2)。撮像画像の記録によりトレーサビリティを確保し、工具状態の管理を容易にする。

そして、特筆すべきは、レーザユニット搭載により、プレス金型の熱処理と肉盛り補修を機上で実現すること。プレス金型の熱処理と肉盛り補修を機上で実現金型の載せ替えなしで、段取り作業と次工程待ちの時間を大幅短縮する。一週間以上要する社外での焼入れ工程、補修工程を一台の機械に集約する。レーザ精密焼入れとLMD方式の金属積層造形の両方に対応している。

金型新聞2019年1月10日号

関連記事

SUBARU 仮想的合力とゲームエンジン活用しスクラップ落下をシミュレーション

スクラップ落下率は90.7%から97.1%に向上、金型設計も変革 SUBARUはシミュレーションを活用し、プレスラインのスクラップ落下不良を削減するための仕組みを考案した。「スクラップの落下不良は金型の破損などを引き起こ…

CGTech ベリカットの新版

CGTech ベリカットの新版

AIでNCプログラムの最適化さらに早く CGTech(東京都豊島区、03-5911-4688)はこのほど、NCプログラムで切削加工のシミュレーションを行う「ベリカット」の新版「9.1」を発売した。 今回のバージョンアップ…

武林製作所 「ITADAKI」ブランド

ボトルコースター発売 愛飲家やギフトに 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)は、自社ブランド「ITADAKI」のボトルコースターを発売した。富士山のフォルムや細かな花の…

光洋メタルテック 新鍛造ラインを確立

リードタイム短縮、工数低減 ジェイテクトのグループ会社、光洋メタルテック(三重県伊賀市)は、従来の縦型熱間プレス工法で実現できない複雑な形状を全自動の鍛造プレスローリング工法でAT車用多段変速機に使用される遊星ギヤリング…

【Breakthrough!】平面研削加工

平面研削加工はこれまで、加工条件の設定や砥石の管理に高い技能が必要なため熟練技能者の存在が不可欠だった。しかし近年、自動化技術をはじめとする様々な機能を搭載する平面研削盤の登場で、誰でも簡単に加工できるようになりつつある…

トピックス

関連サイト