労働人口の減少は、生産現場における深刻な人手不足と同時に、熟練作業者の引退による経験の浅い作業者の増加という重大な課題を突き付けている。熟練作業者の減少は、匠の技の消失に他ならない。オークマは、機電一体の強みを活かし、経…
オークマ 5面加工門形MC「MCR−S(Super)」でプレス型の生産を革新
レーザで熱処理や肉盛りも
オークマは、高速・高精度・高面品位加工を実現する5面加工門形マシニングセンタ 「MCR‐S(Super)」(写真)を開発し注目を集めている。自動車用プレス金型加工において、高い形状精度と加工面品位を維持しながら高速連続切削送りを実現し、加工時間を25%短縮する。フライス加工の切削量710㎤/分と重切削にも対応。「サーボナビ」を搭載し、加工物の重量に合わせてテーブル加速度を自律的に最大化する。

NC制御技術「Hyper‐Surface」は、加工面不良につながる加工プログラムの乱れを自動補整し、加工面に筋目や縞模様がない高面品位加工を実現する。
長時間連続加工においても安定した高精度加工が可能で、凸凹金型合わせ時間を大幅削減する。
工具の割出角度に合わせてセンサが旋回し、精密な撮像で刃先位置を高精度に計測する「旋回式撮像センサ」により、工具の割出角度が異なる加工エリア間の段差は10μm以下(従来機比1/2)。撮像画像の記録によりトレーサビリティを確保し、工具状態の管理を容易にする。
そして、特筆すべきは、レーザユニット搭載により、プレス金型の熱処理と肉盛り補修を機上で実現すること。プレス金型の熱処理と肉盛り補修を機上で実現金型の載せ替えなしで、段取り作業と次工程待ちの時間を大幅短縮する。一週間以上要する社外での焼入れ工程、補修工程を一台の機械に集約する。レーザ精密焼入れとLMD方式の金属積層造形の両方に対応している。
金型新聞2019年1月10日号
関連記事
牧野フライス製作所はこのほど、穴加工などで発生する長い切りくずを分断できる独自技術「GIブレーカ」を開発し、販売を開始した。既存機への後付けが可能で、穴加工でのトラブルを防止し、生産性向上や環境負荷低減を提案する。 深い…
ツーリングシステム ユキワ精工(新潟県小千谷市、0258-81-1111)はこのほど、ツーリングシステム「グリーンG1チャック」シリーズにBBT40シャンク、BBT50シャンク、HSK63Aシャンクを追加し、ラインアッ…
プラスチック射出成形時に大きな課題となるのがショートやバリ、ガス焼けなどの品質不良。プラモール精工のガス抜きピン「ガストース」を使ったガスベントのデータ化と、流動解析によってガス抜き位置の最適化を実現した。成形品の品質安…
順送プレス工程では材料の搬送量管理にパイロットやミスフィード検出が使われているものの、搬送に関わる不具合がしばしば発生している。所望の搬送が実現できない場合、不良品の発生にとどまらず、金型破損につながる場合もある。本稿で…


