静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター(浜松市浜名区)は、ステンレス系粉末を用いたプラスチック用金型の造形技術を開発した。これまで3Dプリンタでの造形が難しいとされていたSUS420J2系金型材料に相当する粉末で残…
大型ワイヤ放電発売
三菱電機
加工速度を66%向上

三菱電機は4月17日、大型金型向けのワイヤ放電加工機「MV4800R」を発売した。独自の制御や新電源の採用で、加工速度を従来比で66%向上させるなど、高い生産性を可能にした。
機械本体の熱変位を抑える独自技術「サーマルバスター」を標準装備し、高精度な加工を実現。自動結線動作も改良し、高板厚材料でも連続して長時間の運転ができる。電源制御を改良したことで、1回当りの加工速度を最大2割アップし、3回の加工では従来機に比べ66%向上させた。
制御装置「D—CUBES」も標準搭載。遠隔保守や稼働管理ができる「ⅰQCareRemote4U」に対応したほか、加工条件の検索時間を従来比で3割削減した。
外付けだった20㎏巻ワイヤ装置を内蔵するなど、従来機比で16%の省スペース化を図った一方、各軸の移動量はX×Y×Z=800×600×310㎜を確保した。なお、MVシリーズとして、大型部品加工向けの「MV4800S」も同時発売した。
金型しんぶん 2019年6月7日
関連記事
成形効率や品質向上を提案 非鉄金属や銅などを扱う専門商社の白銅(東京都千代田区、03-6212-2811)が金型向け銅合金の拡販に注力している。昨年からマテリオン社(米)の銅合金「モールドマックスHH」を国内で唯一在庫…
AIで誰でも高品位加工 三菱電機は13年ぶりに、全面刷新したワイヤ放電加工機「MGシリーズ」を発売した。独自のAI(人工知能)を搭載し、技能者でなくても高品位な加工ができる機能を盛り込んだ。遠隔監視によるメンテナンスの簡…
金型作製プロセスでは原型に熱が影響することから、原型としての材料選択肢は少ない。産業技術総合研究所では構造を高精度に保存可能な金属薄膜を40度で成膜することができる低温成膜技術を開発した。この技術で3万個以上の小さな眼で…
特集 次世代車で変わる駆動部品の金型鋳造に独自の新工法 次世代自動車の技術は電動化に限らない。注目されるのがエンジンの進化だ。燃費性能を追求する新型エンジン「スカイアクティブ」。多くの自動車メーカーが電動化に力を入れる…


