射出成形金型の製作は、試作トライ→測定→補正指示→部品加工→試作トライを繰り返す。要求精度は様々だが、量産で寸法変化が少ない高品質かつ短納期での金型製作が求められる。これらの要求事項を満たすためX線CTを活用した金型補正…
大型ワイヤ放電発売
三菱電機
加工速度を66%向上

三菱電機は4月17日、大型金型向けのワイヤ放電加工機「MV4800R」を発売した。独自の制御や新電源の採用で、加工速度を従来比で66%向上させるなど、高い生産性を可能にした。
機械本体の熱変位を抑える独自技術「サーマルバスター」を標準装備し、高精度な加工を実現。自動結線動作も改良し、高板厚材料でも連続して長時間の運転ができる。電源制御を改良したことで、1回当りの加工速度を最大2割アップし、3回の加工では従来機に比べ66%向上させた。
制御装置「D—CUBES」も標準搭載。遠隔保守や稼働管理ができる「ⅰQCareRemote4U」に対応したほか、加工条件の検索時間を従来比で3割削減した。
外付けだった20㎏巻ワイヤ装置を内蔵するなど、従来機比で16%の省スペース化を図った一方、各軸の移動量はX×Y×Z=800×600×310㎜を確保した。なお、MVシリーズとして、大型部品加工向けの「MV4800S」も同時発売した。
金型しんぶん 2019年6月7日
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