金型のユーザーニーズとして普遍的なものが短納期化。昨今は開発期間の短縮など金型生産に費やす時間が短くなっているほか、コスト削減のため工数削減(手戻り削減)が大きな課題となっている。そこで重要なのがCAEの有効活用だ。近年…
小径サイズを大幅に拡充 高硬度向けやCBN
ユニオンツール

ユニオンツールは高硬度材向けやCBNエンドミルの小径サイズを大幅に拡充する。焼入れ鋼などを高効率に加工できる「HMGCOAT」のシリーズや、CBNのエンドミルの小径サイズを増やす。
高硬度材に加工に適した、新開発のコーティングHMGCOATを採用したエンドミルでは、2枚刃のボールエンドミル「HGB」と、2枚刃のロングネックのボールエンドミル「HGLB」を増強。HGBはR0・25~R0・4の5型番を追加し、HGLBも同じくR0・25~R0・4で19型番を新たに投入する。
CBN工具も小径サイズを追加する。高い面粗さと精度を実現する2枚刃のロングネックラジアスエンドミル「CBN—LBF」で、外径φ0・1~φ0・15の12型番を追加し、全125型番までサイズを拡充した。
金型しんぶん 2019年6月7日
関連記事
金型の摩耗や欠け、ヘタリなどを補修するのに欠かせない肉盛溶接機。TIGやレーザーなどさまざまな方式が存在し、より作業性やスピードを向上させたモデルなどが登場している。また、最近ではAM技術を活用し、加工と補修を1台に集約…
順送プレス工程では材料の搬送量管理にパイロットやミスフィード検出が使われているものの、搬送に関わる不具合がしばしば発生している。所望の搬送が実現できない場合、不良品の発生にとどまらず、金型破損につながる場合もある。本稿で…
材料と成形方法を確立 パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…
工数半減・停止時間を縮小 スタートアップのカミナシ(東京都千代田区、03・6206・0374)は、設備保全業務を一元管理できるクラウド型DXサービス「カミナシ設備保全」の提案を強化している。同サービスは設備の異常発生や修…


