金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

03

新聞購読のお申込み

ゴム底型を磨きレスで
丸五テック

 足袋とそのゴム底用金型の展示を見つけたのはインターモールド名古屋・三菱重工工作機械のブース。テレビドラマの撮影で使用されている約100年前(大正時代)の“足袋”で、そのゴム底と金型のレプリカが展示されていた。

 金型を加工したのは、丸五テック(岡山県倉敷市、086・422・9866)。三菱重工工作機械製精密加工機「μV5」で、日進工具のボールエンドミルと大昭和精機のハイドロチャックを使って加工。「工具交換しても段差ができないμV5を使って磨きレスで仕上げた」と丸五テック・林内浩彦工場長。

金型しんぶん 2019年8月10日

関連記事

ミスミ 売上高過去最高 22年3月期

自動車関連需要が回復 ミスミグループ本社(東京都千代田区、03-5805-7050)の2022年3月期売上高は、17.8%増の3661億6000万円と過去最高を更新した。営業利益も92%増の522億1000万円と過去最高…

がんばれ!日本の金型産業特集<br>宮澤精機 宮澤 幸弘 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
宮澤精機 宮澤 幸弘 社長

変幻自在の絞り、曲げ 50年のノウハウで金型に独創のアイデア 「強みは設計です」と話すのは、丸・角・異形絞りの順送プレス金型を手掛ける宮澤精機の宮澤幸弘社長。弱電関連の製品をメーンに、絞りは最大15㍉角、曲げは最大30㍉…

アッサブジャパン 真空焼入れ炉導入し短納期対応を強化

アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)はこのほど、袋井事業所に真空焼入れ炉を導入した。焼入れまで内製化することで、短納期対応を強化する。合わせて「スタバックス」の焼入れプレートの出荷も開始した。 袋井…

2023年6月金型生産実績 前年同月比 10.0%減の259億4,000万円

プレス用金型は15.3%減、プラ用金型は13.8%減 2023年6月の金型生産は、前年同月比10.0%減の259億4,000万円、前月比では6.0%の増加となった。数量は前年同月比7.2%増、前月比では22.3%の大幅増…

日本金型工業会会長・小出悟氏 挑む金型新時代

次代を担う人財作り 金型マスターが道開く 平成31年の新年を迎えるにあたり、会員の皆様を始め関連官公庁、関連団体の皆々様に謹んで新春のお喜びを申し上げます。 日本の経済はリーマンショック後10年を過ごし、それ以前の水準に…

トピックス

関連サイト