特集 次世代車で変わる駆動部品の金型鋳造に独自の新工法 次世代自動車の技術は電動化に限らない。注目されるのがエンジンの進化だ。燃費性能を追求する新型エンジン「スカイアクティブ」。多くの自動車メーカーが電動化に力を入れる…
ルッド社の反転機発売
ルッドリフティングジャパン
コンパクトで場所取らず

ルッドリフティングジャパン(大阪市西区、06・6536・8807)は、フォークリフトなどで移動しどこにでも設置できる金型反転機を発売した。反転する場所を選ばないため、金型の調整や補修作業の効率化に役立つという。
ルッド社(独)の「ツールムーバー」。金型の積載重量10tの機種で重さは約1・5t。テーブルの大きさは幅、奥行き、高さともに100㎝とコンパクト。フォークリフトやクレーンで工場内のどこにでも移動できる。
これまでの反転機の多くは床固定式で大きかった。そのため金型を反転機まで運ぶ必要があった。しかしツールムーバーは自らをプレス機や射出成形機の近くに移動させることができ、反転機まで運ぶ手間や時間を削減できる。
コンパクトなため、金型を載せるテーブルが低く、吊り具を取り付けるなどの作業がしやすい。オプションで、金型を傷つけないようにテーブルに敷くマットや、作業者を守る保護装置も。
3つのスプロケットとチェーンで駆動する独自のオメガドライブを採用しており、ほぼメンテナンスが要らない。金型の積載重量はほかに16t、20t、25t、32t、64t。
金型しんぶん 2019年8月10日
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