金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

18

新聞購読のお申込み

進化するロボ活用技術
メカトロテックジャパン

 国内最大規模の工作機械見本市であるメカトロテックジャパン2019(主催:ニュースダイジェ スト社、共催:愛知県機械工具商業協同組合、MECT)がポートメッセなごや(名古屋市港区)で開かれる。開催期間は10月23日㈬~26㈯までで、時間は10時~17時、25日㈮は18時まで、26日㈯は16時まで。展示規模は過去最多の477社・団体で、全出展者のうち58社が初出展。小間数も1941小間と前回展の1933小間を上回り、リーマンショック前の2007年展に次ぐ規模で開催され、来場者数8万人超えを目指す。

次代の自動化・省人化提案

前回の様子

 MECTは1987年に始まったFA技術の専門展で、今回は通算17回目を数える。出展製品は工作機械や切削工具、工作機器、測定機器、CAD/CAM/CAE、産業用ロボット、搬送装置、環境・安全対応機器装置など。セミナー関係は出展者が技術紹介を行う出展者ワークショップ、「自動車」「航空機」「ロボット」分野の最先端の知識が得られる講演会、ロボットをテーマにした企画展示が催される予定だ。

過去最多の出展者
477社・団体

 出展製品の内容は、工作機械が大小含め270台、鍛圧・板金機械は21台展示されるほか、1年以内に発表された新製品は1426点にのぼる。製造業は人手不足が課題となっており、自動化や省人化、省力化をテーマとする出展者は多い。ロボットの活用・適用範囲がますます広がっており、人の代替えや工程間搬送、様々な機器との連携や組み合わせによる自動化は大きな見どころだ。センシング技術や制御技術も向上し、磨き工程などもロボット化が進んでいる。また、IoTを活用した機械の稼働監視や保全、加工中のモニタリングも着実に進化している。

 金属3Dプリンタといったアディティブマニュファクチャリング(AM)も新技術が披露される。5軸加工機と積層造形との組み合わせやAM対応CAMなどソフトウェアも充実してきており、今後拡大が予想される。また、高精度・精密加工分野では、新材種の工具やダイヤモンド・CBN工具、加工効率を上げるバレル形状の工具を展示。金型分野でニーズが高まっている大型化では高精度な大型加工機や高精度研削盤も必見。

 1号館の特設会場で行われる主催者企画コンセプトゾーンは「中小必見‼ロボットで現場が変わる」をテーマに、4つのロボット活用法を披露するほか、スペシャルトークセッションも開かれる予定だ。「自動車」「航空機」「ロボット」の最新トレンドを各分野のトップランナーが紹介する講演会も産業動向を知る上で参考になるだろう。

開催概要

  • 会  期: 2019年10月23日㈬~26日㈯
  • 会  場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
  • 入場料: 1,000円。団体10人以上1人500円。
  • 事前登録者、海外来場者、学生は無料。
  • 出展者数: 477社・団体
  • 主  催: ニュースダイジェスト社
  • 共  催: 愛知県機械工具商業協同組合
  • 出展製品: 工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、試験機器、研削砥石、研磨剤、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など。

金型しんぶん 2019年10月10日

関連記事

改正産業競争力強化法 中堅企業へ成長後押し

500人以下で支援対象 産業競争力強化法などの改正案が6月9日、参議院本会議で可決、成立した。製造業の場合、資本金で制限せず、500人以下であれば、中小企業を対象とする税制優遇措置や設備投資補助金などを受けられるようにす…

MOLDINO エンドミルケースを金型から製作

切削工具メーカーが金型からエンドミルケースを製作するー。そんなユニークなプロジェクトに取り組んだのが、金型加工向け切削工具を手掛けるMOLDINO(モルディノ)(東京都墨田区、03・6890・5101)。ケースの設計から…

立形5軸MCによる自動化を提案 高橋章氏(安田工業 営業本部国内営業部 部長)【この人に聞く】

EV金型を高精度加工、自動化提案や技術向上に力 安田工業はこのほど、立形5軸マシニングセンタ(MC)の新機種「YBM Vi50」を発表した。立形5軸MCの中型機で、EV(電気自動車)部品の金型を高精度、高能率に加工できる…

冨士ダイス、生産性向上へ自動化を推進 輪竹生産本部長「2030年までに30~40%省人化」

超硬合金の素材や金型などを手掛ける冨士ダイス(東京都大田区、春田善和社長)が自動化・省人化に注力している。同社は2025年3月期から2027年3月期までの中期経営計画(中計)で「生産性向上・業務効率化」を掲げ、今期だけで…

日本精機とソディック ダイカスト金型向けの大型金属3Dプリンタを共同開発

ダイカスト金型メーカーの日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)とソディックは技術提携し、ダイカスト金型向けの大型金属3Dプリンタを共同で開発する。金型向けの金属3Dプリンタを手掛けるソディックと、プリンタで…

トピックス

関連サイト