人的ミス、作業時間を削減 ダイカスト金型メーカーの七宝金型工業(愛知県津島市、0567-24-8787)は工作機械や研削機の設計製造を手掛けるサンテック(滋賀県草津市)と共同で、焼き嵌めホルダと切削工具の着脱を自動化する…
広州丸順 中国金型メーカーと提携
受注拡大、相互補完を目指す
丸順の連結子会社・広州丸順汽車配件が中国四川省の金型メーカー成都普什汽車摸具と中国市場における金型及び自動車部品に関する戦略的業務提携契約を締結する。
市場拡大が続く中国自動車市場において、金型及び自動車部品の両社共同での受注拡大と新規顧客の獲得を目指す。
また、広州丸順社の強みであるハイテン金型製作及びハイテン部品製造能力と成普汽模社の強みである自動車外板金型製作能力など、両社の強みを相互補完しながら競争力の向上を図るほか、生産拠点及び生産能力の相互補完にも取り組む。
成都普什汽車摸具は、中国最大級の規模を誇る国営酒造メーカー五粮液集団傘下の普什集団の完全子会社として2008 年に設立。現在は一汽グループ、ボルボ、ステランティスグループ、マツダ、長城自動車等の自動車完成車メーカーの自動車用外板金型の製作及び部品製造を手懸けている。20年12月期の売上高は、1億7252万1000人民元だった。資本金は、1億2000万人民元。丸順は、成普汽模社の前身である普什摸具社が自動車用金型事業に進出する際に、技術支援契約を締結し、03年から09年まで支援者を派遣していた。
金型新聞 2022年2月10日
関連記事
金型部品の生産強化 ナカヤマ精密(大阪市淀川区、06-4807-1500)は、熊本県菊陽町のテクニカルセンターに工場を増設する。精密金型部品や半導体製造装置部品の生産力を強化し、拡大する市場のニーズに応える。 新工場は敷…
半導体の需要拡大受け超硬金型が好調 冨士ダイスの2021年4‐12月期連結決算は、売上高が125億5400万円(前年同期比22.7%増)、当期純利益が8億1900万円(前年同期比244.9%増)と増収増益となった。 超硬…
Youtubeなど情報発信 トグロンハードドリルなど高硬度材穴加工用工具で有名なイワタツール(名古屋市守山区、052−739-1090)は新型コロナウイルスの影響でユーザーへの技術支援が難しくなったことに対し、タブレッ…
研削・研磨工具を手掛けるイチグチは、顧客のニーズに合わせた多種多様な製品を揃える。金型の修正やメンテナンス作業にも活用できる。簡単に扱えて汎用性が高いのが特長だ。 「マイクロフラップホイル」は、3㎜の細い軸径で凹凸面や曲…