新中期経営計画「SAIMS247」。その狙い、そして目的は。笹山勝社長に聞いた。 「短納期」を強みに、海外での競争に打ち勝つ SAIMS247の3カ年の目標は金型の製作期間半減。その真の狙いは金型の競争力の再強化です。当…
日進工具が展示会
後藤社長に聞く 見どころと狙い
12年ぶりに日進工具が精密微細加工に特化したプライベートショー「NSTOOLプライベートショー2020精密・微細加工技術展」。小径エンドミルはもとより、微細加工機、治具、そして切削加工ユーザーがワークサンプルを披露する。「精密微細のマーケットを作り、拡大していきたい」と話す後藤弘治社長に展示会の狙いや見どころ、精密微細加工の未来などを聞いた。
「つくる」の先をつくる

見どころは。
精密微細の最高峰の技術が集結するのが最大の見どころ。当社の新製品だけでなく、工作機械、周辺機器メーカー、大学が出展する。何より各地の精密微細加工を得意としている加工ユーザーに多くのワークサンプルを展示頂けるのが特長だ。
なぜそこまでこだわる。
精密微細のマーケットを作り、広げていくことが役目だと考えているからだ。今は「どこに相談していいかわからない」というレベルの精密微細加工に挑むユーザーも少なくない。「こんな加工があるのか」とか「こんなレベルの工具があるのか」と知ってもらえれば、新たな加工方法や部品が生まれるかもしれない。ユーザーが伸びればマーケットも拡大する。当社が掲げる『「つくる」の先をつくる』というのはそういうことだ。
単なる製品発表の展示会ではないですね。
切削加工ユーザーとの最新の微細加工技術のマッチングの場といえるかもしれない。もちろん、これから精密分野に参入する方も大歓迎だ。最先端を理解しないと、ベンチマークも取れない。
精密微細の市場をどうみるか。
明確な統計はないし測れない。例えば凄い金型を作り、それによって何千万個の部品市場ができたとする。その市場をどう判断するのか難しい。だが、当社の売上高だけ見ても、約6年で、倍増し100億円を突破した。このことからも拡大しているのは間違いない。
今後も成長するか。
精密な車載部品が増えているし、スマホもカメラの搭載は増加している。5Gでも精密微細化は進むので、成長市場だと思う。ただ、先にも言ったように、その市場を創っていくのが当社の役割だ。15年前に0・01㎜のエンドミルを開発した時に「何に使うのか」という懐疑的な意見が出た。今は0・05㎜の市場ができつつある。0・01㎜があるのなら「この加工ができるのではないか」と感じた顧客が市場を作ってくれたからだ。こうした前例がないものを世に問うことで、市場を広げていきたい。
金型しんぶん 2020年1月10日
関連記事
加工技術者に新たな呼称 ミクロン台の誤差に収まる精度、鏡のように美しい仕上げ面—。こうした加工は、卓越した技術力と並々ならぬこだわりを持った技術者が高精度な機械を駆使して初めて実現する。この職人と呼ばれる人たちを「マシ…
出会い生み出せる場に 来年30周年、記念事業 全社参加の展示会 金型技術者、経営者らが集まる型技術協会は来年30周年を迎える。来年9月には、大田区産業プラザPiOで記念イベントを開く予定だ。「全会員参加で出会いの場を創…
メーカーとしてのプライド国内生産にこだわる ダイカスト用金型の専業メーカーであるフジイ金型。型締力800㌧までの金型に特化し、月平均25型以上の生産力を誇る。設計、製作、立ち上げ、修理と、試作から量産までトータルでサポー…
金型溶接などを手掛ける愛知溶業(愛知県一宮市、0586・75・3112)は今年4月、溶接機メーカーや金型メーカーなどを傘下に収める持株会社「GALAXYホールディングス(HD)」を設立した。金型の溶接や製作だけでなく、レ…


