金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

15

新聞購読のお申込み

かながた小町 工場見学会
日本金型工業会

女性が活躍する職場に
悩みや改善点を指摘

 日本金型工業会で始動した「かながた小町」は、第1回工場見学会を開き、プレス金型のナガラ(名古屋市中川区)を訪問し、同社の早瀬實会長との懇談会や金型工場を見学したほか、女性従業員との交流の場を設け、金型メーカーに勤める女性の悩みや企業に求める改善点などを討論した。

 かながた小町とは男性中心である素形材産業の中で、金型業界は比較的女性が活躍しやすいことをアピールするとともに、女性が働きやすいように金型工場の職場改善を促す活動のこと。参加者はアサヒダイテックの小川朋加課長、七宝金型工業の松岡咲希氏、名古屋精密金型の渡邊祐子部長、ムツミ工業の近藤紗也子室長で、早瀬会長はインターモールド名古屋で行われた「かながた小町パネルディスカッション」の影響で工場のトイレを改修したことに触れつつ、「女性が現場に入ると、段取りや自動化・省力化に向けた改善(ジグ製作など)、時短につながっていく。当社も現場に女性が入っており、育児休暇を取っている社員もいる」と話す。工場見学では早瀬会長が率先して工場内を案内し、創業時の社屋や当時から使っている機械、最新の5軸加工機などを紹介した。

 ナガラの女性従業員との懇談会では女性が金型製造現場で活躍できることや全く知識がなくても仕事を覚えていける職種であることを確認。その上で足りていないのは女性も働ける、活躍できることが周知されていないことだと指摘。早瀬会長はテレビCMを放映した過去を振り返り、「金型メーカーがテレビコマーシャルを打つと多方面からバッシングを受ける。1社では難しいが、金型工業会でPRするのが良いのではないか」とアドバイス。かながた小町は4月15日から行われるインターモールド大阪でのパネルディスカッションをはじめ、座談会などが企画されている。早瀬会長は「この業界もみんなが良いねと言ってもらえるようにしないと。金型屋がもっとルンルン気分で仕事ができるようになれば良い」と語った。

金型しんぶん 2020年1月10日

関連記事

芝浦機械ソリューションフェア 大型化や微細加工の新技術を披露

芝浦機械は10月31日~11月2日、同社の沼津工場(静岡県沼津市)・御殿場工場(静岡県御殿場市)で「芝浦機械グループソリューションフェア2023」を開催した。今回は会場を9つに分類。大型の門型マシニングセンタ(MC)、超…

日本発条がササヤマと資本提携する理由【ササヤマ challenge!Next50】

自動車のシートなどを手掛ける日本発条は2015年、ササヤマと資本提携した。日本発条にとって技術連携のパートナーであるササヤマはどんな存在なのか。魅力、期待すること、今後取り組みたいことは。シート生産部の岡井広行氏と安田雅…

【金型応援隊】ジーシステム 改善重ね導き出した生産システム

多台持ちで生産効率化 ジーシステムはプレス金型用プレートなどの研磨加工を手掛ける。車の電動化や5Gの広がりを背景に電子部品向けの需要が拡大している。於保信一郎社長は、「さらに効率化して生産性を高め、需要に応えていきたい」…

型技術協会 9月1日にセミナー、ものづくり支える材料の新潮流

型技術協会は9月1日、「ものづくりを支える材料の新潮流」をテーマにしたセミナーをラジオ日本クリエイト(横浜市中区)で開催する。募集人数は45人で、申込締め切りは8月21日まで。参加費は主催・協賛団体会員が2万1000円、…

日本金型工業会西部支部 オンラインセミナーを開催

日本金型工業会西部支部 オンラインセミナーを開催

コロナ禍に対応する活動を  日本金型工業会西部支部(山中雅仁支部長・ヤマナカゴーキン社長)は7月30日、オンラインセミナーを開いた。伊吹機械の伊吹宏一社長が登壇し、自社の金型製作の取り組みを解説した。  冒頭のあいさつで…

トピックス

関連サイト