金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

20

新聞購読のお申込み

かながた小町 工場見学会
日本金型工業会

女性が活躍する職場に
悩みや改善点を指摘

 日本金型工業会で始動した「かながた小町」は、第1回工場見学会を開き、プレス金型のナガラ(名古屋市中川区)を訪問し、同社の早瀬實会長との懇談会や金型工場を見学したほか、女性従業員との交流の場を設け、金型メーカーに勤める女性の悩みや企業に求める改善点などを討論した。

 かながた小町とは男性中心である素形材産業の中で、金型業界は比較的女性が活躍しやすいことをアピールするとともに、女性が働きやすいように金型工場の職場改善を促す活動のこと。参加者はアサヒダイテックの小川朋加課長、七宝金型工業の松岡咲希氏、名古屋精密金型の渡邊祐子部長、ムツミ工業の近藤紗也子室長で、早瀬会長はインターモールド名古屋で行われた「かながた小町パネルディスカッション」の影響で工場のトイレを改修したことに触れつつ、「女性が現場に入ると、段取りや自動化・省力化に向けた改善(ジグ製作など)、時短につながっていく。当社も現場に女性が入っており、育児休暇を取っている社員もいる」と話す。工場見学では早瀬会長が率先して工場内を案内し、創業時の社屋や当時から使っている機械、最新の5軸加工機などを紹介した。

 ナガラの女性従業員との懇談会では女性が金型製造現場で活躍できることや全く知識がなくても仕事を覚えていける職種であることを確認。その上で足りていないのは女性も働ける、活躍できることが周知されていないことだと指摘。早瀬会長はテレビCMを放映した過去を振り返り、「金型メーカーがテレビコマーシャルを打つと多方面からバッシングを受ける。1社では難しいが、金型工業会でPRするのが良いのではないか」とアドバイス。かながた小町は4月15日から行われるインターモールド大阪でのパネルディスカッションをはじめ、座談会などが企画されている。早瀬会長は「この業界もみんなが良いねと言ってもらえるようにしないと。金型屋がもっとルンルン気分で仕事ができるようになれば良い」と語った。

金型しんぶん 2020年1月10日

関連記事

【ひと】ベントム工業社長・本田大介さん システム会社を立ち上げた金型経営者

システム会社立ち上げた金型経営者  クラシック音楽事務所の営業から父親が創業した鋳造・ダイカスト金型メーカーに転職。会社を受け継いだ後、工程管理を手掛けるシステム開発会社を設立した。異色の金型経営者だ。  入社した当初は…

オギハラ 長谷川 和夫 社長<br>〜新素材の金型に挑む〜

オギハラ 長谷川 和夫 社長
〜新素材の金型に挑む〜

いかにトライ数を減らすか ―アルミ材用金型に取り組んだきっかけは。  「1988年にホンダのNSXに関わったのがきっかけ。オールアルミボディを採用した自動車で、当社では一部の金型を手掛け、量産はほぼ全てのアルミ部品の生産…

金型・プレス加工メーカーと精密板金加工メーカーがロックバンド・ギタリストとコラボし、特注ギターパーツを製作

プレス加工・金型製作を手掛ける新栄ホールディングス(東京都中央区、中村新一社長、以下「新栄HD」)と精密板金加工などを手掛ける浜野製作所(東京都墨田区、浜野慶一CEO)の2社が連携し、4人組ロックバンド「Plastic …

粉末冶金・プラ型メーカーを買収 F&Cホールディングス 藤巻秀平社長【この人に聞く】

プラットフォーマー目指す 鋼材商社の藤巻鋼材を中核とするF&Cホールディングス(名古屋市東区、052・972・611)は今年4月、粉末冶金や樹脂金型を手掛ける山崎TECH(大阪府枚方市)を買収した。さまざまな加工メーカー…

【金型応援隊】植田機械 オンリーワンのヒントに出会う場に

オンリーワンのヒントに出会う場に  「来場者が未来を切り拓く技術に出会える場にしたい」と話すのは、金型設備総合商社・植田機械の植田修平社長。来年1月28~29日にインテックス大阪で開催する工作機械総合展示会「UMモールド…

トピックス

関連サイト