金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

09

新聞購読のお申込み

工業高校生金型コンテスト
岐阜県金型組合が主催

県を挙げて人材育成

岐阜工業・機械科の射出チーム

 岐阜県内の工業高校生を対象にした「第4回工業高校生金型コンテスト」(主催:岐阜県、岐阜県教育委員会、岐阜県金型工業組合)が昨年12月7日、岐阜県立国際たくみアカデミー(岐阜県美濃加茂市)で行われ、県内9校12チームが参加し、半年間かけて製作してきた金型と作品を披露。最優秀賞には岐阜工業・機械科の射出チームが受賞した。

 今回で4回目を数える工業高校生金型コンテストは、学習成果の発表の場であり、保護者や地域の人々に広く産業教育に対する理解を深めてもらうためや地域の産業に貢献できる人材の育成、産業教育の活性化を図る目的がある。コンテストはプレスと射出成型の2つに分かれ、金型から出来た作品の見た目(出来栄え)、デザイン性、創意工夫の観点のほか、学生が審査員に行うプレゼンテーションでの説明、製造工程で学んだこと、チームワーク、全体的な印象などの総合評価で競う。

 参加校は大垣工業、岐南工業、岐阜総合学園、岐阜工業、可児工業、多治見工業、中津川工業、高山工業、岐阜第一の9校で審査員6人の評価の結果、最優秀賞に輝いたのは岐阜工業・機械科の射出成形チーム(写真)。優秀賞は多治見工業・電子機械科の射出チーム。敢闘賞は岐阜工業・電子機械科の射出チームとなった。また、来場者による投票で決定する作品展示ディスプレイ賞は大垣工業・機械科の射出チーム。最後に、岐阜県金型工業組合の黒田隆理事長から贈られる金型の技術に重きを置いた特別賞では中津川工業・機械科の射出チームが選ばれた。

 黒田理事長は「今年は趣向を変えて、生徒中心にものづくりを考えることをベースに、企業は質問された時に答える形を取った。それを皆さんが理解し、創意工夫した作品ができたと思う。途中でデザインを変更した学校もあったようだが、最後まで諦めずに頑張ってくれた」とエールを送った。

金型しんぶん 2020年1月10日

関連記事

多彩な工具を使いこなす
三菱重工工作機械

精密加工機「μV5」 三菱重工工作機械の公式製品紹介は、こちらから 現場の課題  自動車部品で、小径工具の加工が必要な金型が大型化。幅広いサイズの工具やワークに対応できる高精度なマシニングセンタが求められている。 提案・…

大阪産業創 MGNETの武田社長が講演

「無形デザイン」で企業価値向上 大阪産業創造館は4月12日、大阪産業創造館(大阪市中央区)でマーケティングセミナーを開く。新潟県燕市の金型メーカー武田金型製作所の子会社・MGNETの武田修美社長が、「無形デザイン」による…

東芝機械 5月17日〜19日 沼津、御殿場で展示会<br>超精密や大型など最新機

東芝機械 5月17日〜19日 沼津、御殿場で展示会
超精密や大型など最新機

 東芝機械は5月17から19日まで静岡県の沼津本社工場と御殿場工場で「東芝機械グループソリューションフェア2018」を開催する。最新の超微細加工機やマシニングセンタ(MC)、成形機など同社の最新加工技術を展示するほか、セ…

20年度事業 ウェブ活用を推進
金型工業会 オンラインで総会

 日本金型工業会(小出悟会長)は6月5日、第8回の定時総会を開催した。小出会長の続投を承認したほか、副支部長全員の留任を決めた。コロナウイルスの影響拡大が見通せない中で、可能な範囲で事業を進めていくことを確認。テレビ会議…

成形不良を出さない生産システムの確立
岐阜大学 王志剛副学長に聞く、スマート金型開発の行方

 岐阜大学が2018年に3カ年の研究開発である「スマート金型開発拠点事業」を始めた。労働人口減少時代を想定し、従来にはない高効率な生産システムの確立を目指し、金型を使った量産システムの不良率ゼロを目標に掲げる。同事業は文…

関連サイト