金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

15

新聞購読のお申込み

KMC 測定表自動作成ソフトを発売

測定管理をデジタル化

KMC(川崎市高津区、044・322・0400)はこのほど、金型や部品などの測定データのデジタル化と自動測定表作成が可能なソフトウエア「測定電子カルテ」を発売した。測定器メーカー問わず対応。月額3万9000円のサブスクリプション(定額制)で提供する。

「測定電子カルテ」は、ノギスやマイクロメータなどのデジタル測定器で測定したデータを無線でPCに転送し、クラウド上のデータベースに自動で入力。外観目視検査などの感性検査の記載や、不良品写真やコメントを添付することもでき、これまで手書きで作成していた検査表をデジタル化できる。

測定器の校正管理機能も搭載。校正データ管理を簡素化できる他、校正漏れを防止することもできる。また、検査成績書も出力可能。その他、CPK(工程能力指数)・X‐Bar/Rチャート、各種品質管理パレート図が標準装備し、統計処理や不良分析を行うことができる。佐藤声喜社長は、「ISO品質管理対応や検査不正の防止にも有効だ」と話す。

同社は中小企業を中心に製造現場のIoT(モノのインターネット)に貢献するソフトウエアの提案を強化している。「測定電子カルテ」の他、QRコードを用いて在庫や所在などの工具情報をクラウド上で一元管理できる「QR工具管理システム」の販売も開始した。同ソフトウエアは工具在庫、工具納入費を半減する効果がある。

デジタル化によって、測定や工具の管理にかかる工数を削減し、深刻化する人手不足に対応する。

金型新聞 2024年1月10日

関連記事

【金型テクノラボ】オートフォームジャパン ロバスト性の高いシミュレーション技術

製品の開発サイクルが短くなる中、シミュレーション技術に注目が集まっている。不具合を事前に予測でき、部品や金型の短納期化やコスト削減を実現できるからだ。中でも、量産時のパラメータ変動を考慮したシミュレーション手法であるRE…

エクストリームダイメイト 金型用などインサート追加
ダイジェット工業

リニューアル発売  ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、丸駒ラジアスカッタ「エクストリームダイメイト」に金型加工用や耐熱合金用のインサートを追加し本体鋼種も見直すなどリニューアルし、発売した(写…

低抵抗インサートを追加
三菱マテリアル

多機能カッタシリーズ  三菱マテリアルはこのほど、高能率加工用多機能カッタ「VPX」シリーズに低抵抗インサート「Lブレーカ」を追加した。8材種48アイテムを加え、幅広い被削材の加工に対応する。  切れ味重視の設計により低…

ソディック 新型金属3Dプリンタ

非稼働時間を短縮 ソディックは長時間の高速で安定した造形が可能な金属3Dプリンタ「LPM325S」を発売した。複数の粉末を簡単に交換できるほか、メンテナンスの頻度を減らし非稼働時間を短縮し生産性を高める。 敷き詰めた粉末…

迫る金型の技術革新
岐阜大学 三田村一広特任教授に聞く

 「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表されるように、「百年に一度の変革期」と言われる自動車業界。金型にとってもその影響は大きく、舵取り次第では将来の成長を左右しかねない。特に、金型へのインパ…

関連サイト