オンラインで成果発表 金型づくりを学ぶ学生が出題テーマの金型を設計・製作し製品を成形するまでの取り組みを発表する「第13回学生金型グランプリ」が4月15日、オンラインで開かれた。プラスチック金型部門で4校、プレス金型部…
金属3Dのサービス拠点
三菱商事テクノス
受託や導入 開発支援

三菱商事テクノス(東京都港区、03-3455-7441)は昨年10月31日、神奈川県大和市に設けた金属3Dプリンタのサービス拠点「東京カスタマー・エクスペリエンス・センター(東京CEC)」の開所式を開いた。ラボやショールームを設け、装置販売だけでなく、用途開発や受託加工、アフターサービスまでワンストップで提供する。

4月に提携したGEアディティブ傘下のコンセプト・レーザー社の金属3Dプリンタを3台設置。シミュレーションソフト、造形後の金型の冷却穴のクリーニング装置など周辺機器も導入した。硬さや引っ張りなどの検査装置も充実させ、装置販売だけでなく、品質管理、アフターサービスまでか金属3Dプリンタの導入から運用までトータルでサポートする。
また、コンセプト・レーザー社で認定を受けたエンジニアも常駐させ、受託加工や3Dプリンタを活用した製品開発などもサポートするほか、エンジニアの教育やセミナーも開く予定だ。
開所式で依田智樹社長は「東京CECで、金属3Dプリンタのトータルソリューションのプラットフォームを提供し、市場拡大につなげたい」と抱負を述べた。
金型しんぶん 2020年1月10日
関連記事
岡本工作機械製作所はこのほど、汎用研削盤の新型「PSGSA1シリーズ」を発売した。操作盤にタッチパネルを採用するなど操作性を向上させたほか、機械の稼働情報などを管理できる機能を追加し、IoT(モノのインターネット)対応…
アッサブジャパン(東京都千代田区、03・5226・3771)は金属3Dプリンタの受託造形事業を強化する。中国にあるグループ企業に最大600㎜角までの造形が可能な金属3Dプリンタを導入し、大型の造形ワークを受託する。ギガキ…
今年11月をめどにいったん解散し、新制度への移行を進める日本金型工業厚生年金基金(上田勝弘会長)。なぜ制度移行なのか。加入者にどんな影響があるのか。基金の存在意義や、制度移行を連載企画で検証する。1回目は年金制度の仕組…
Ⅹ線CT解析ソフト活用 採用が増えつつある金属AMによる金型の入れ子部品。しかし、造形したワークの内部にできた巣の有無や造形密度などは切断するしか把握できないため、品質保証の難しさがAM入れ子部品の採用の壁の一つになって…


