シンクビジョン(静岡県浜松市、053・437・5691)はこのほど、生産管理システム「cycleon(サイクロン)」の新バージョンを発売した。見やすい画面配置や操作性の強化など、現場の作業者の使いやすさを追求した。 …
高能率化と刃具寿命向上
エヌティーツール
スリムハイドロチャック
ブラスターシリーズ

現場の課題
複雑な形状ワークや深掘加工では加工条件によりクーラント外掛けだけでは冷却が不十分になりがちという問題。
提案・効果
前述の現場の課題に対し、スリムハイドロチャックブラスターシリーズの「PHC・SA-C型」はチャック先端と刃物シャンクとの隙間からクーラントを吐出することで刃先まで確実なクーラントの供給を可能にした。把握径はφ3~25㎜、対応シャンクはBT、AHO、HSK・A、UTS。
また、同シリーズの「PHC・SA-NC型」は先端キャップを交換することで刃先の位置・形状に応じてクーラント吐出位置を変更可能。主軸回転の遠心力によるクーラントの拡散を抑制し、小径のテーパボールエンドミル加工でも切削部へピンポイントにクーラントを供給できる。把握径はφ4~φ12㎜、対応シャンクはBT、AHO、HSK・A。
これらの製品を使うことで刃先の冷却が改善し、刃具寿命の向上が期待できる。また、ハイドロチャック特有の防振性や、繰り返し精度の良さもあり、加工精度の向上にもつながる。
金型新聞 2020年4月10日
関連記事
AIでNCプログラムの最適化さらに早く CGTech(東京都豊島区、03-5911-4688)はこのほど、NCプログラムで切削加工のシミュレーションを行う「ベリカット」の新版「9.1」を発売した。 今回のバージョンアップ…
ロボや自動化、AI技術 ユアサ商事が企画・支援する「つなぐグランドフェア2021」が11月5、6日の2日間、千葉市美浜区の幕張メッセ1〜3ホールで開かれる。徹底したコロナ感染対策の中、人手不足などの製造業における様々な課…
次世代のリーダー育成 日本金型工業会(山中雅仁会長・ヤマナカゴーキン社長)は10月18日、上野精養軒(東京都台東区)で「第3回金型アカデミー・シニア金型マスター・金型マスター認定式」を開催した。金型製造に10年以上携わっ…
人手不足が叫ばれる昨今において、現場における新人教育を効率化し、技能伝承を推進させるデジタルサービスが数多く登場している。技能伝承のみならず教育プロセスの省人化・DX化に貢献し、現場全体の生産性も向上させる各社の製品を紹…


