金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

NOVEMBER

21

新聞購読のお申込み

高能率化と刃具寿命向上
エヌティーツール

スリムハイドロチャック
ブラスターシリーズ

エヌティーツールの公式製品紹介は、こちらから

現場の課題

 複雑な形状ワークや深掘加工では加工条件によりクーラント外掛けだけでは冷却が不十分になりがちという問題。

提案・効果

 前述の現場の課題に対し、スリムハイドロチャックブラスターシリーズの「PHC・SA-C型」はチャック先端と刃物シャンクとの隙間からクーラントを吐出することで刃先まで確実なクーラントの供給を可能にした。把握径はφ3~25㎜、対応シャンクはBT、AHO、HSK・A、UTS。

 また、同シリーズの「PHC・SA-NC型」は先端キャップを交換することで刃先の位置・形状に応じてクーラント吐出位置を変更可能。主軸回転の遠心力によるクーラントの拡散を抑制し、小径のテーパボールエンドミル加工でも切削部へピンポイントにクーラントを供給できる。把握径はφ4~φ12㎜、対応シャンクはBT、AHO、HSK・A。

 これらの製品を使うことで刃先の冷却が改善し、刃具寿命の向上が期待できる。また、ハイドロチャック特有の防振性や、繰り返し精度の良さもあり、加工精度の向上にもつながる。

金型新聞 2020年4月10日

関連記事

三菱マテリアル 高硬度鋼加工用エンドミルに小径サイズを追加

三菱マテリアル(東京都千代田区、03-5252-5200)はこのほど、高硬度鋼加工用エンドミルシリーズの2枚刃ロングネックボールエンドミル「VFR2XLB」にボール半径(RE)0.3㎜以下の小径サイズを追加し、発売した。…

由良産商 プレス・鍛造金型の長寿命化実現する超強度六角穴付ボルトを発売

金型や製品を小型・長寿命化 ボルト、ナットの課題解決を提案するねじ商社の由良産商(大阪市西区、06-6532-1331)はプレス金型などの高強度ニーズに応え、強度クラス14.9の「超強度14.9六角穴付ボルト」を開発、販…

インターモールド2024総集編

4月17~19日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で金型加工技術の専門展「インターモールド2024」が開催された。工作機械や切削工具、ソフトウエア、測定機器メーカーなど376社が出展。併催の「金型展」や「金属プレス加工…

インターモールド2022総集編 -自動化-

機能集約で工程削減 人手不足や技術者不足が懸念される製造現場では自動化/省人化、効率化を図ることが課題となっており、工作機械メーカーや治具メーカーなど多くのメーカーが工程集約やロボット活用などの新技術を開発している。 高…

塑性加工技術フォーラム 10月18日に開催

塑性加工技術と金型高度化の最前線 日本塑性加工学会(東京都港区、03・3435・8301)は10月18日、イルフプラザカルチャーセンター・生涯学習館(長野県岡谷市)で「第96回塑性加工技術フォーラム」を開く。 「塑性加工…

トピックス

関連サイト