加工を行った工作機械上で製品の測定を行うことを「機上計測」と言う。タッチプローブとCAMの計測オプションを活用することで工作機械を三次元測定機のように使用することが可能となる。本稿では、仕組みの全体像と導入のために必要な…
電極線製品をリニューアル
沖電線
真円度4分の1

沖電線(川崎市中原区、044-766-3171)はこのほど、電極線製品を全面リニューアルした。電極線全製品の真円度を現行品の4分の1の0・25μmまで抑えたほか、パッケージも一新。5月から国内販売を開始し、欧米市場に展開していく。
生産ラインを改良したことで、電極線の外径のばらつきを抑え、真円度0・25μmを実現した。真円度を小さくすることで、加工面に生じる“スジ”が低減し、加工面品質が向上する。研磨工程の短縮にもつながり、加工の安定化やトータルコストの低減も図れる。
高品質化に加えて、パッケージも一新した。ニーズが多かったボビンの透明化や、ボビン巻き始めのワイヤ端末の固定をテープレス化し、使いやすさを向上させた。
価格は据え置きで、現行品から変更しない。「全製品を高品質化することで、全てのユーザーの放電加工品質を向上させたい」(吉本雅一事業部長)。
金型新聞 2020年4月10日
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