金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

01

新聞購読のお申込み

自動で空間誤差を補正
三菱重工工作機械

金型クリアランス 調整が不要に

 三菱重工工作機械が大形高精度加工機「MVR・Fx」に搭載できる「空間誤差補正システム」が注目を集めている。経年変化や環境温度変化で生じるXYZ位置の空間誤差を自動的に検知し校正するもので、高い加工精度を長期的に維持できる。

 テーブル周囲に設置した多数の基準ゲージをタッチプローブで自動計測し、各ストローク位置での空間誤差を認識し補正。真直・直角など加工形状精度を維持できる。

 2017年に同システムを導入し、2mを超える大型プレス金型の上下スライド面(8カ所)のクリアランス調整を廃止することに成功した事例も出てきた。

 スライド面のクリアランスはワークが大きいだけに、機械加工だけではピッチ誤差や真直度誤差、直角度誤差が生じて精度確保が難しく、上下型を合わせた時に複雑なズレが生じるため、長時間かかってシム調整が必要だった。

 空間誤差補正システムを搭載することで、シム調整を廃止、1型あたり40時間の工程削減を実現。修正廃止で最終製品の形状精度への影響もなくなったという。

金型新聞 2020年4月10日

関連記事

プロトラブズ 切削加工の当日出荷を開始

オンデマンド受託製造を手掛けるプロトラブズ(神奈川県座間市、046-203-9100)はこのほど、CNC切削加工サービスで「当日出荷オプション」の提供を開始した。これまで標準3日、最短翌日だった出荷をさらに短縮する。 午…

武林製作所 「ITADAKI」ブランド

ボトルコースター発売 愛飲家やギフトに 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)は、自社ブランド「ITADAKI」のボトルコースターを発売した。富士山のフォルムや細かな花の…

ミスミ 超硬ボールエンドミル AXTシリーズの販売開始

高硬度鋼加工で高い耐久性 ミスミグループ本社(東京都千代田区、03・6777・7800)はこのほど、自社ブランド製品「超硬ボールエンドミル AXTシリーズ」の販売を開始した。新しいコーティング技術の採用などにより、高硬度…

MEISEI、協立化成 植物由来のプラ製品

プラスチック金型メーカーのMEISEI(旧名古屋精密金型、愛知県知多郡東浦町、0562・84・7600)は10月30日~11月1日の3日間、ポートメッセなごやで開催された「メッセナゴヤ2024」のサーキュラーエコノミーあ…

SEAVAC 金型向け被膜2種開発

膜厚2倍で寿命2倍も SEAVAC(兵庫県尼崎市、06・6488・1501)は金型向けのPVDコーティング「ZERO-Ⅰ(ゼロワン)」に、膜厚を2倍にした「ゼロワンW(ダブル)」と、潤滑性を高めた「ゼロワンPLUS(プラ…

トピックス

関連サイト