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自動で空間誤差を補正
三菱重工工作機械
金型クリアランス 調整が不要に

三菱重工工作機械が大形高精度加工機「MVR・Fx」に搭載できる「空間誤差補正システム」が注目を集めている。経年変化や環境温度変化で生じるXYZ位置の空間誤差を自動的に検知し校正するもので、高い加工精度を長期的に維持できる。
テーブル周囲に設置した多数の基準ゲージをタッチプローブで自動計測し、各ストローク位置での空間誤差を認識し補正。真直・直角など加工形状精度を維持できる。
2017年に同システムを導入し、2mを超える大型プレス金型の上下スライド面(8カ所)のクリアランス調整を廃止することに成功した事例も出てきた。
スライド面のクリアランスはワークが大きいだけに、機械加工だけではピッチ誤差や真直度誤差、直角度誤差が生じて精度確保が難しく、上下型を合わせた時に複雑なズレが生じるため、長時間かかってシム調整が必要だった。
空間誤差補正システムを搭載することで、シム調整を廃止、1型あたり40時間の工程削減を実現。修正廃止で最終製品の形状精度への影響もなくなったという。
金型新聞 2020年4月10日
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