ウェブを最大限活用 令和2年の総会がウェブ会議システムになるとは想像もしていませんでしたが、コロナ禍(新型コロナウイルス感染拡大が招いた危機的、災厄的な状況)の総会であることを正会員並び賛助会員の皆様にはご理解を頂き、…
【ひと】ケーワールドism社長・澤井健司さん(55) 金型技術生かし自社商品をヒットさせた
金型技術活かし自社商品をヒットさせた

『日本一の金型職人になりたい』と、金型製作に没頭した若き日の澤井健司社長。町工場が集積する大阪・八尾で金型作りに励む日々だったが、ひょんなことから独立し、ケーワールドismを設立。金型製作と量産を手掛けるが、「量産が大きくなり、当初描いていた金型で貢献したいという目標からズレてしまった」と、7年前に再度金型で顧客の課題解決に取り組もうと再スタートした。
同社を一躍有名にしたのが自社製品のシャンプーボトル「Lindpark」のヒットだ。テレビにも紹介され、これまで累計約5万本を販売。この商品には澤井社長の環境への思いが詰まっている。「プラスチックの隆盛で成長してきたプラ型だが、今はプラスチックに対する逆風は強い。産廃の問題がある以上、金型技術で環境に配慮した商品を作りたかった」。
開発にあたって目を付けたのが産廃のサイクル。耐久性や安価なものでは消費者が捨てる頻度も多くなるため、耐久性が高く(検査証付き)、愛着の持てる商品で、かつ詰め替えを促進できる仕組みと中身をすべて使い切ることができる設計にし、これまで培った金型技術や材料知識、成形技術のノウハウを活かし、ガラス品のような質感や高級感のあるデザインを実現。
「次はプラの使用量を減らす」と、バイオプラスチックの活用を検討。新型コロナウイルスで抗菌・殺菌ニーズが高まり、植物由来の効果を活かした商品開発が始まった。
金型新聞 2020年9月10日
関連記事
シェアリングで新たなモノづくりを プレス金型やプラスチック金型などを手掛けるサンワ金型は同じく安城市内に新工場を建設し、11月に稼働する予定だ。同社はプレスやプラスチック金型で培った高硬度材加工や3次元形状加工を強みに、…
NTTデータエンジニアリングシステムズ(東京都大田区)は7月、沖縄県うるま市に、5軸加工や自動化を支援する「Mold Future Space‐OKINAWA(MFS)」を開設した。まずは5軸加工機の販売から加工ノウハウ…
4月に本学にある、地域連携スマート金型技術研究センター内に「次世代3次元積層技術研究会」を立ち上げました。活動は金属3Dに関連した研究会と勉強会ですが、岐阜大が目指すのは金属3D積層技術を生かした金型づくりを社会実装する…
今年1月、超硬合金製の耐摩耗工具や金型を手掛ける冨士ダイス(東京都大田区、03・3759・7181)の新社長に春田善和氏が就任した。同氏は管理畑を歩み、財務部長や企画部長を歴任。海外拠点の立ち上げや、事業戦略の策定などに…


