金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

19

新聞購読のお申込み

ソディック 未消耗の面で加工、高品位に

ワイヤ回転機構を搭載

ALアイグルーブエディション

 ソディックは、世界で初めてワイヤ回転機構を搭載したワイヤ放電加工機「ALアイグルーブエディション」を開発した。

 ワイヤを回転させながら加工することで、高精度で高品位な面が得られる。段差加工を簡単に高精度できる機能や、自動化オプションを拡充した。

 ワイヤ放電加工機ALシリーズの新製品として、来年4月に発売を開始する。8タイプをそろえ、価格は従来のALシリーズに据え置いた。

 ワイヤ線を回転させることで、ワークの上から下まで未消耗のワイヤ表面で加工できる。これまでのようにワイヤを傾けたりするなどの補正をする必要がなく、ワークの上面から下面まで安定した高精度で高品位な面が得られる。また、電極消耗を抑えることでコストダウンにつながる。

 また、新たに段差加工を高精度に簡単にできる「ステップカット」機能を搭載した。段差加工用の加工条件データベースを大幅に拡充。噴流や高性能サーボ制御を駆使し、最大板厚300㎜までの段差加工の精度を向上させた。スジ状の精度不良誤差を50%現状した事例もあるという。

 こうした機能向上に加え、中子処理の自動化装置やロボットシステム、カメラ式の機上測定など、自動化に関するオプションを拡充した。

金型新聞 2020年12月10日

関連記事

イイダモールド 樹脂製梱包装置を開発

輸送コストを大幅削減  樹脂射出成形用金型などを手掛けるイイダモールド(茨城県筑西市、0296-22-7256)はこのほど、金型などの重量物を輸送する新しい梱包装置「ファストキャリー」を自社で開発し、発売した。木枠が不要…

【金型テクノラボ】三菱商事テクノス SKD61相当の金属、3Dプリンター用粉末

ダイカスト金型などで使用され始めた金属3Dプリンター。しかし、造形で広く使われる粉末材のマルエージング鋼では熱伝導性が低いなどの課題もあり、SKD61相当の粉末材の開発が求められていた。今回、三菱商事テクノスと大手素材メ…

形彫2機種発売
ソディック

大型と精密部品向けAI活用や新電源搭載  ソディックは形彫り放電加工機のシリーズ拡充を図っている。このほど、自動車の大型部品や、精密部品向けの放電加工機2機種を発売した。  大型部品向けの「AG200L」は、従来のC型コ…

米社製治具の3Dモデル製作
NKワークス

無料ツールをウェブで公開  NKワークス(東京都千代田区、03-3864-5411)はこのほど、5thAXIS社(米)の製品選定に役立つ3Dモデル製作ツール「3D COMPATIBILITY TOOL」の日本語版操作方法…

自動で空間誤差を補正
三菱重工工作機械

金型クリアランス 調整が不要に  三菱重工工作機械が大形高精度加工機「MVR・Fx」に搭載できる「空間誤差補正システム」が注目を集めている。経年変化や環境温度変化で生じるXYZ位置の空間誤差を自動的に検知し校正するもので…

トピックス

関連サイト