金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」 産業機械輸入商社であるユニテック・ジャパン(大阪府池田市、072-754-5757)はSablux社製(スイス)の金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」の販売を強化し、切削や研削加工し…
ソディック 未消耗の面で加工、高品位に
ワイヤ回転機構を搭載
ALアイグルーブエディション

ソディックは、世界で初めてワイヤ回転機構を搭載したワイヤ放電加工機「ALアイグルーブエディション」を開発した。
ワイヤを回転させながら加工することで、高精度で高品位な面が得られる。段差加工を簡単に高精度できる機能や、自動化オプションを拡充した。
ワイヤ放電加工機ALシリーズの新製品として、来年4月に発売を開始する。8タイプをそろえ、価格は従来のALシリーズに据え置いた。
ワイヤ線を回転させることで、ワークの上から下まで未消耗のワイヤ表面で加工できる。これまでのようにワイヤを傾けたりするなどの補正をする必要がなく、ワークの上面から下面まで安定した高精度で高品位な面が得られる。また、電極消耗を抑えることでコストダウンにつながる。
また、新たに段差加工を高精度に簡単にできる「ステップカット」機能を搭載した。段差加工用の加工条件データベースを大幅に拡充。噴流や高性能サーボ制御を駆使し、最大板厚300㎜までの段差加工の精度を向上させた。スジ状の精度不良誤差を50%現状した事例もあるという。
こうした機能向上に加え、中子処理の自動化装置やロボットシステム、カメラ式の機上測定など、自動化に関するオプションを拡充した。
金型新聞 2020年12月10日
関連記事
金型作製プロセスでは原型に熱が影響することから、原型としての材料選択肢は少ない。産業技術総合研究所では構造を高精度に保存可能な金属薄膜を40度で成膜することができる低温成膜技術を開発した。この技術で3万個以上の小さな眼で…
WEB上で保全履歴やパーツ見積依頼 ジェイテクトは工作機械のアフターサービス強化として、サイトからWEB登録すると、所有機一覧や修理点検履歴、パーツ購入履歴など閲覧できるWEBサービスを始める。さらに、有料のM2Mサービ…
省スペース設計・自動化も対応 研削盤メーカーである長島精工(京都府宇治市、0774・45・3611)は先日開かれたJIMTOF2018で新製品の精密小型ネジ研削盤2機種(内径ネジ及び外径ネジ)と、超精密高効率円筒研削盤…
金型製作における時間とコストのボトルネックの一つがNCプログラム作成。今なおノウハウを持つ技能者が手間をかけて作成することが殆どだ。だがアルムが開発したソフトウェア「ARUMCODE1(アルムコードワン)」は人工知能(A…


