金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

SEPTEMBER

24

新聞購読のお申込み

リョービがギガキャストに参入

6000t級のダイカストマシン導入

リョービはこのほど、ダイカスト専業メーカーとしては日本で初めて、6000tクラスのダイカストマシンの導入し、「ギガキャスト」に参入すると発表した。2025年3月から試作サービスを開始する。6月にトヨタ自動車もギガキャストへの取り組みを表明したばかりで、リョービの参入で、ギガキャスト導入への動きが本格化しそうだ。

静岡県菊川市の菊川工場の敷地内に専用工場を新設。3400㎡の敷地内に、鋳造工場と金型工場を設け、6000tクラスのダイカストマシンを導入する予定。金型については「いくつかの製造方法を精査検討中」(同社広報)としている。

製作する部品はボディやバッテリーケースなどの大型部品を想定している。部品を一体成形することで、二酸化炭素の削減やコストダウンを提案する。25年3月をめどに、試作品の提供を始める。

ギガキャストを巡って、6月にトヨタ自動車も導入を発表したばかり。海外ではテスラが先行しており、中国では1万2000tクラスのダイカストマシンも登場している。ただ、歩留まりの悪さや、大型の設備投資負担に加え、国内では道路交通法の制限で金型が移動させづらいなどの課題も挙げられている。

だが、それ以上に一体化によるコストメリットや環境負荷低減が期待されている。今回自動車メーカー、大手ダイカスターが相次いで発表したことで、ギガキャスト導入への動きが加速しそうだ。

金型新聞 2023年8月10日

関連記事

コヅカテクノ 太陽光パネル導入、消費電力50%削減

自動車向けプラスチック金型を手掛けるコヅカテクノ(名古屋市港区、052-381-2268)は3月、本社工場に太陽光パネルを設置し、稼働した。カーボンニュートラル達成に向けて、消費電力の削減を図り、2030年までに13年比…

ダイジェット工業 切削工具など値上げ

ダイジェット工業(06・6791・6781)は6月15日受注分から、超硬の切削工具や耐摩工具、合金素材を値上げした。超硬の使用量が多い一部の製品は受注生産に変更する。 世界の生産シェア約80%の中国が輸出規制していること…

ワールド工業 西岡正幸社長に聞く 宇宙で使う金型開発

月の砂で月面基地部品 医療や自動車などのプラスチック金型を手掛けるワールド工業が、宇宙で用いる金型の開発に取り組んでいる。いま開発しているのが月の砂で月面基地の部材を成形できる金型。先駆けて開発し宇宙産業の市場開拓を考え…

三井ハイテック 組織・人事

三井ハイテック 2月1日付 組織 金型事業本部・金型営業統轄部 営業業務部を金型営業統轄部 営業企画部に改称。 人事(敬称略・カッコ内旧職) 金型事業本部金型営業統轄部営業企画部長(金型事業本部金型営業統轄部海外営業部長…

国産合金 金型メンテナンスサービスを開始

超硬合金製品メーカーの国産合金(横浜市戸塚区、山下祐社長)は今年3月、金型のメンテナンスサービス事業を開始した。さび落としや部品交換、グリースアップなどを手掛ける他、図面データのない金型を再生するリバースエンジニアリング…

トピックス

AD

「安かろう悪かろう」を覆す「Autodesk® Fusion®」の実力 応用技術(株)がウ...

応用技術株式会社(大阪市北区、06・6373・0440)は7月8日、ウェビナーイベント「Fusion DAY」を開催した。 応用技術はオートデスク代理店の最上位資格である「... 続きを読む

関連サイト