金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

14

新聞購読のお申込み

リョービがギガキャストに参入

6000t級のダイカストマシン導入

リョービはこのほど、ダイカスト専業メーカーとしては日本で初めて、6000tクラスのダイカストマシンの導入し、「ギガキャスト」に参入すると発表した。2025年3月から試作サービスを開始する。6月にトヨタ自動車もギガキャストへの取り組みを表明したばかりで、リョービの参入で、ギガキャスト導入への動きが本格化しそうだ。

静岡県菊川市の菊川工場の敷地内に専用工場を新設。3400㎡の敷地内に、鋳造工場と金型工場を設け、6000tクラスのダイカストマシンを導入する予定。金型については「いくつかの製造方法を精査検討中」(同社広報)としている。

製作する部品はボディやバッテリーケースなどの大型部品を想定している。部品を一体成形することで、二酸化炭素の削減やコストダウンを提案する。25年3月をめどに、試作品の提供を始める。

ギガキャストを巡って、6月にトヨタ自動車も導入を発表したばかり。海外ではテスラが先行しており、中国では1万2000tクラスのダイカストマシンも登場している。ただ、歩留まりの悪さや、大型の設備投資負担に加え、国内では道路交通法の制限で金型が移動させづらいなどの課題も挙げられている。

だが、それ以上に一体化によるコストメリットや環境負荷低減が期待されている。今回自動車メーカー、大手ダイカスターが相次いで発表したことで、ギガキャスト導入への動きが加速しそうだ。

金型新聞 2023年8月10日

関連記事

狭山金型らがミニ四駆大会を開催

金型メーカーら32チーム 400人が参加 狭山金型製作所(埼玉県入間市、04・2934・7683)は2月9日、商品開発などを手掛けるMACHICOCO(大阪府東大阪市、06・6720・8735)らが運営するモノづくり集団…

リヒト精工 ヘッドランプ金型向け窒化処理技術を開発

高い鏡面性を実現 熱処理から表面処理まで独自技術を持つリヒト精光(京都市南区、075-692-1122)はインターモールド2022大阪でエジソンハード処理(新ガス窒化処理法)の新技術を披露した。成形時のキズや摩耗の激しい…

【人事】黒田精工

6月29日付 (敬称略、カッコ内旧職) ▽常務(取締役)金型事業部長兼長野工場長石井克則▽取締役技術本部長米川泉▽取締役管理本部長兼経理部長兼情報システム部長荻窪康裕▽顧問(常務)佐古斉文▽退任(取締役)牧元一幸 牧元氏…

芝浦機械 ファンクショナル・フルイッドを子会社に

芝浦機械(東京都千代田区、03・3509・0200)は、金型冷却装置を手掛けるファンクショナル・フルイッドの全株式を取得し子会社化した。金型冷却装置における実績や独自のノウハウを取り込むことでユーザーへの連続安定成形の提…

日本特殊光学樹脂 高精度・高品質の樹脂レンズ【特集:ものづくりを変えるレンズ金型】

支える3つのコア技術、大型機導入、 新分野の提案も フレネルレンズをはじめとする特殊なプラスチックレンズの金型製造から成形までを手掛ける日本特殊光学樹脂。同社は分解能10ピコメートル(1000億分の1メートル)の加工機を…

トピックス

関連サイト