供給網の競争力向上へ トヨタ自動車は7月から、部品メーカーに分割で支払っていた金型費用を一括支払いに切り替えた。部品メーカーが金型の製作に必要な費用を先行して負担しなくてもいいようにする。部品のサプライチェーンの資金繰り…
放電精密加工研究所 大和事業所で自社展
サーボプレスや工場公開
放電精密加工研究所(横浜市港北区、045・277・0330)は9月22日、大和事業所(神奈川県大和市)でプライベートショーを開いた。プレス加工機やプレス部品の量産、金型などを手掛ける産業機械事業部の紹介や、工場見学を行った。ユーザーや取引先などが参加した。
大和事業所は2020年に新設された産業機械事業部の基幹拠点。サーボプレス「ZENFormer(ゼンフォーマー)」の製造やプレス部品の量産などを手掛ける他、サーボプレス機のシェアリングサービスも展開する。

同社のサーボプレス機は、1枚のスライドを4軸の直動機構で動作させる独自の構造によって、常にスライドを平行に保つことができるのが特長。偏心荷重に強く、深絞り加工にも対応できるため、従来のクランク式サーボプレスでは困難だった加工も可能にする。
プライベートショーでは、プレス部品の量産工場を公開。車載向けのセンサやギアなど、高い加工精度が要求される部品の生産ラインや、材料投入から加工、検査までを自動化した生産ラインなどを紹介した。
シェアリングサービスの現場も披露した。加圧能力1万kNの大型機から、炭素繊維樹脂向けや粉末成形向け、300kNの小型機など5台のサーボプレスを設備。1日単位で利用することができる。現在、研究開発、試作などで多く活用されているという。
その他、事業紹介ではプレス金型を製造する若狭事業所(福井県若狭町)の取り組みも説明。金型の交換無しで異なる加工が可能な「プレノッチ金型」などを紹介した。
同社産業機械事業部では今年から積極的にプライベートショーを開催している。広報担当者は「より多くの方に当社を知ってもらう機会を増やしていきたい」と話した。
金型新聞 2023年10月10日
関連記事
金型材で困りごとは? 11月まで 大同特殊鋼は8月から日本全国の金型メーカーらを対象としたアンケート調査を実施する。金型材の使用状況や、困りごとなどをヒアリングし、材料開発につなげる。 本紙発刊の「金型工場名鑑」のデータ…
ノヅックは、完成品メーカーと金属加工会社をつなぐ「モノづくり支援」事業を手掛ける。金型製作の依頼では、プレスやプラスチックなど種類に応じて対応可能な協力会社に加工を委託。製造された金型や金型部品は同社が検査し、メーカーに…
金型の売上高7・7%増 ニチダイ(京都府京田辺市、0774・62・3481)の2024年3月期の金型事業の売上高は、前年同期比7・7%増の51億1000万円だった。国内の主力ユーザー向けや海外向けが増加した。 精密部品事…
高熱伝導グラファイト複合素材の開発や製造を手掛けるサーモグラフィティクスは、金型向けのサービスを強化している。高熱伝導グラファイト(1700W /m・k)を金型の中に独自の複合化技術で埋め込み熱伝導率を高めることで高速昇…


