自動化は新時代へ 今年国内最大の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2021(MECT2021)」が10月20日から4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開かれる。主催はニュースダイジェスト社で、愛知県機械工具商業…
MECT2023開催 DX、自動化などの最新技術が集結
今年国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2023(MECT2023)」が10月18〜21日の4日間、ポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開かれる。出展者数、開催規模ともに過去最高となる492社・団体が2103小間に出展する。「FEEL IT!(フィールイット)」をテーマに、工作機械や切削工具などの生産財メーカーが最先端技術・製品を披露する。
未来の技術を体感しよう
「MECT」は2年に1度開かれる国内最大級の工作機械見本市。主催はニュースダイジェスト社、共催は愛知県機械工具商業協同組合(水谷隆彦理事長、ミズタニ機販社長)。会場は昨年10月に新設された新第1展示館を含めてポートメッセなごや全館で、総展示面積は従来の3万4000㎡から6000㎡増え、4万㎡に拡大。過去最多となる492社・団体が出展する。来場者は7万人を見込んでいる。
開催テーマは「FEEL IT!」。工作機械の迫力を会場で体感できる場を提供する。新第1展示館は、工作機械やソフトウエアの展示がメイン。5軸加工機や精密加工機、大型機の他、デジタル技術を駆使した提案やロボットを活用した自動化システムなどが披露される。また、近年高い注目を集める脱炭素化に向けた省エネ技術なども紹介される予定だ。
第2展示館は、切削工具や砥石などがメインで出品される。自動車の電動化関連や航空宇宙、半導体、医療など成長分野向けの製品が多数並ぶ。また、高硬度材や難削材などをより効率良く加工できる工具や工法なども紹介される。
第3展示館では、工作機器や計測機器、環境機器など多彩な製品ジャンルが出品される。5軸MCや複合加工機、自動化などに対応した治具や、レーザーやX線CTなどの非接触計測技術、自動化技術などが見どころだ。
講演会やセミナーも開かれる。講演会では、自動車や航空機、自動化など業界の最新動向を知ることができるテーマが多い。連日、出展者による技術セミナーも開かれ、最新技術や動向が紹介される。
開催概要
- 会期:10月18日(水)~21日(土)
- 開場時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)
- 会場:ポートメッセなごや
- 主催:ニュースダイジェスト社
- 共催:愛知県機械工具商業協同組合
- 入場料金:1000円(事前登録者、海外来場者、学生は無料)
金型新聞 2023年10月10日
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