コロナ影響下、減収増益 ハイテン加工技術などに注力 丸順(岐阜県大垣市、0584-46-3191)の2021年3月期連結売上高は、前年同期比7.7%減の448億2100万円となった。営業利益は同2.8%増の44億6400…
村谷機械製作所 半導体レーザで微細肉盛り【金型応援隊】
専用機メーカーの村谷機械製作所の半導体レーザを活用したAM装置は、0・3㎜幅の微細で極小な肉盛りが可能だ。
活用するのは独自開発したDED方式のAM装置「ALPION」。加工ヘッドの中心から粉末が照射され、周辺から6本の半導体レーザが溶解する機構により、50μmの薄膜の形成に成功した。
特許取得済みのレーザ集光形状可変機構も特長で、レーザの形状を丸や楕円などに変更できるため、多様な肉盛り形状に対応できる。入熱が少ないのもALPIONの利点で、「ヒケも抑えられる」(左今佑課長)という。
半導体レーザは自社開発のため、0・3㎜のレーザ径のサイズの修正も可能だ。また、肉盛りの頻度が少ない金型メーカーのために、同社や協力先の金型メーカーで受託加工にも応じている。
会社概要
- 本社:石川県金沢市東蚊爪町1-32
- 電話:076・238・5115
- 代表取締役:村谷朋宣氏
- 事業内容:専用機の設計開発、レーザ装置の製造販売
- 従業員:60人
- 設立:1968年
金型新聞 2023年12月10日
関連記事
スリーディー・システムズ・ジャパンは今年、ソフトウエア製品群のブランドを「OQTON」に統一。3Dスキャンデータを活用した金型製造や、保守・メンテナンスの効率化を提案している。 「データ化することで、金型の保管や起こし…
6000t級のダイカストマシン導入 リョービはこのほど、ダイカスト専業メーカーとしては日本で初めて、6000tクラスのダイカストマシンの導入し、「ギガキャスト」に参入すると発表した。2025年3月から試作サービスを開始す…
組織 管理本部直轄のサステナビリティ推進室を設置 人事 4月1日付(敬称略) 取締役常務執行役員管理本部長総務人事部長サステナビリティ推進室長 青山秀美 取締役常務執行役員日本事業本部長部品事業部長 猪熊篤俊 執行役員武…
エムエス製作所(名古屋市、迫田邦裕社長)と山一ハガネ(名古屋市緑区、寺西基治社長)は共同でパソコンのキーボードにラップをかけコロナウイルスの感染を防ぐ「TOUCH WRAP(タッチラップ)」を開発した。 市販のラップの未…