金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

NOVEMBER

19

新聞購読のお申込み

野宮産業 ブラシで金型メンテナンス【金型応援隊】

野宮産業は、工業用ブラシやブラシを使った自動機・洗浄機などを設計・製作するメーカー。顧客の要望に応じて作るオーダーメイド製作に強みを持つ。

同社の「金型清掃用ブラシ」は金型専用の毛材を使用しており、高温状態の金型を清掃できるのが特長。離型剤など付着物や汚れを除去できる(耐熱温度250℃)。

金型清掃用ブラシ(ハンドルタイプ)

同製品は掃除機に取り付けて使用するタイプの他、ハンドルタイプでは力が要る細かい箇所、パイプ筆タイプは狭い部分を掃除できる。

また、金型の穴などの内部面バリ取りや研磨作業で使えるブラシとして、砥粒入りナイロンブラシの他、ステンレス・真鍮(しんちゅう)といった金属が毛材のブラシなど幅広いラインナップを揃える。「毛の部分を長くしてほしい、もっと長いブラシを作ってほしいなどオーダーメイドも可能」(持田英男営業部長)。

野宮悠介社長

会社概要

  • 本社:大阪市西区九条3—8—25
  • 電話:06・6582・1536
  • 代表取締役:野宮悠介氏
  • 事業内容:工業用ブラシの設計製作、ブラッシング自動機の設計製作
  • 従業員:18人
  • 創業:1940年

金型新聞 2024年1月10日

関連記事

永井製作所 本社近くに新拠点設立

事業創出、人材交流の場に 「クリエイティブな発想で仕事ができる空間づくりを目指した」—。 プレス金型を設計、製造している永井製作所(群馬県邑楽町、0276・88・3311)は本社工場からほど近い多々良沼(同館林市)のほと…

東海エンジニアリングサービス カルコゲナイドガラスレンズの成形技術を確立 直径40㎜超を成形【特集:ものづくりを変えるレンズ金型】

解析を駆使、成形機も開発 東海エンジニアリングサービスは、直径40㎜超のカルコゲナイドガラスレンズの成形技術を確立した。CAEを駆使し、独自のノウハウを取り入れた成形機を開発して実現した。直径40㎜超は過去に例がなく、航…

冷間鍛造の三ツ知、金型製造の和田山精機と業務提携

難加工素材・形状の技術開発で新分野開拓 冷間鍛造部品メーカーの三ツ知(愛知県春日井市、下元守社長)は6月1日、冷間鍛造用金型メーカーの和田山精機(兵庫県朝来市)と業務提携を締結した。三ツ知の冷間鍛造技術と和田山精機が持つ…

J-MAX 中国子会社が開発・営業拠点

J–MAXの連結子会社である広州丸順汽車配件有限公司(以下「広州丸順社」)は、中国における更なる事業の拡大を図るため、8月1日付で中華人民共和国福建省寧徳市に広州丸順 福建開発・営業センター (広州丸順汽車配件有限公司 …

樋口製作所 プレス品の実現可能性を判断

プレス加工や金型などを手掛ける樋口製作所(岐阜県各務原市、058・383・1141)は熟練技能者の思考・考え方をAIに学習させ、3Dモデルをアップロードするとシステムが自動でプレス加工(塑性加工)可否を特徴形状別で判断す…

トピックス

関連サイト