解析を駆使、成形機も開発 東海エンジニアリングサービスは、直径40㎜超のカルコゲナイドガラスレンズの成形技術を確立した。CAEを駆使し、独自のノウハウを取り入れた成形機を開発して実現した。直径40㎜超は過去に例がなく、航…
野宮産業 ブラシで金型メンテナンス【金型応援隊】
野宮産業は、工業用ブラシやブラシを使った自動機・洗浄機などを設計・製作するメーカー。顧客の要望に応じて作るオーダーメイド製作に強みを持つ。
同社の「金型清掃用ブラシ」は金型専用の毛材を使用しており、高温状態の金型を清掃できるのが特長。離型剤など付着物や汚れを除去できる(耐熱温度250℃)。

同製品は掃除機に取り付けて使用するタイプの他、ハンドルタイプでは力が要る細かい箇所、パイプ筆タイプは狭い部分を掃除できる。
また、金型の穴などの内部面バリ取りや研磨作業で使えるブラシとして、砥粒入りナイロンブラシの他、ステンレス・真鍮(しんちゅう)といった金属が毛材のブラシなど幅広いラインナップを揃える。「毛の部分を長くしてほしい、もっと長いブラシを作ってほしいなどオーダーメイドも可能」(持田英男営業部長)。

会社概要
- 本社:大阪市西区九条3—8—25
- 電話:06・6582・1536
- 代表取締役:野宮悠介氏
- 事業内容:工業用ブラシの設計製作、ブラッシング自動機の設計製作
- 従業員:18人
- 創業:1940年
金型新聞 2024年1月10日
関連記事
金属や樹脂などプリンタ17台 NTTデータザムテクノロジーズ(XAM、東京都品川区、03-6433-0577)はこのほど、大阪市西淀川区に3Dプリンタの研究開発拠点「デジタルマニュファクチャリングセンター(DMC)」を開…
残留応力分析で良品担保 シリンダやエンジンブロックなどのダイカスト金型を手掛ける日本精機は、金属3Dプリンタによる大型の入れ子造形でコスト競争力向上と品質担保に向けた技術開発を進めている。昨年導入したパウダーベッド方式の…
鈴木(長野県須坂市)はこのほど、長野県が発行するグリーンボンドに投資したと発表した。投資額は明らかにしていないが、社内での省エネへの取り組みだけでなく、投資を通じ環境負荷低減に貢献する。 グリーンボンドは地方自治体らが、…
勘や経験など属人化を解消 モータコア用スロットパンチや研削加工などを手掛けるフォーバンド(福岡県直方市)は見積作成や図面管理業務の効率化を図るため、テクノアが展開する『AI類似図面検索』を導入。簡単に類似図面の検索や図面…


