DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 IoT×特許で価値創造 繁閑の波が激しい中で、いかに…
愛知溶業 金型に優しい溶接修理【金型応援隊】

金型溶接補修を手掛ける愛知溶業は『金型に優しい溶接修理施工』をテーマに、溶接~機械加工の一気通貫体制で、品質向上と短納期化を図る。
創業は2005年と若い会社だ。市川修社長は「TIG溶接機2台を購入し、タウンページ片手に昼は営業、夜は施工する毎日」と振り返る。他社とは異なり、金型搬出から納品まで行う営業で顧客からの信頼を得る。
また、工作機械や大型電気炉など設備も充実。溶接補修に機械加工を加えた一気通貫体制の構築と、予熱後熱で歪取りや応力緩和など金型に優しい溶接修理を目指した。「より長寿命になったとユーザーからも高評価」と市川社長。常に顧客目線でニーズを把握し、対応できる体制を進める。今年はレーザー溶接機の修理及び販売を行う新会社を立ち上げた。

会社概要
- 本社:愛知県一宮市伝法寺3‐8‐2
- 電話:0586・75・3112
- 代表者:市川修氏
- 事業内容:金型溶接修理(TIG溶接・レーザー溶接~機械加工、仕上げ、測定)、金型製作
- 従業員:40人
- 創業:2005年
金型新聞 2023年6月10日
関連記事
金属や樹脂などプリンタ17台 NTTデータザムテクノロジーズ(XAM、東京都品川区、03-6433-0577)はこのほど、大阪市西淀川区に3Dプリンタの研究開発拠点「デジタルマニュファクチャリングセンター(DMC)」を開…
超硬金型、第2世代へセパレータ用金型に挑戦 冷間鍛造、冷間圧造用の金型を手掛ける東京鋲螺工機は、燃料電池用セパレータ用の超硬合金金型の開発に着手した。これまで超硬合金を直彫切削した金型を「Tokyo‐ACE」と名付け商…
放電加工周辺機器の販売やプレス金型製造などを手掛けるイースタン技研(神奈川県大和市、046-269-9911)会長の河西正彦(かわにし・まさひこ)氏が8月19日午後3時47分、死去した。79歳。東京都出身。通夜・告別式は…
4月28日まで インサート購入で本体サービス ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は「スプリングキャンペーン2022」を実施している。対象製品のインサートを規定個数購入したユーザーに適用本体を1台サ…