金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

17

新聞購読のお申込み

C&Gシステムズ CAM-TOOL新版の販売開始

AIで切削条件を決定支援

C&Gシステムズは4月、AI技術でマシニングセンタの切削条件の決定を支援する機能を持つ、CAD/CAM「CAM-TOOL」の新版「V20・1」の販売を開始する。熟練ノウハウが必要な工具や切削条件の選定をAIが支援することで、人手不足やノウハウの資産化などをサポートする。

今回搭載した「AI切削条件決定支援システム」は、岡山大学、切削工具メーカーのMOLDINO、金型加工ノウハウを持つゼノー・テックと共同で開発。AI技術の中でも「データマイニング手法」を活用した。

具体的には工具メーカーが持つ工具情報や切削条件、被削材の材料特性値などをAIに学習させることで、ユーザーが選んだ被削材に対し、学習後の切削条件を自動で算出する。その条件を採用するかどうかはユーザー自身が判断する。

特長的なのは、ユーザー独自の切削条件もデータベースにフィードバックできること。工具や切削条件の選定は熟練技能者のノウハウによる部分が多く、技能伝承や人手不足が課題となっている。今回の機能を搭載で、こうした加工情報のノウハウを各社ごとの独自の「資産」にすることができる。

今後も工具や材料データ以外のデータを学習させていく考えで、「より高度なシステムを目指し、研究を続けていく」としている。

金型新聞 2024年4月10日

関連記事

【金型テクノラボ】トーヨーエイテック アルミ用のプレス金型の凝着抑制するDLC被膜

自動車を軽量化するために近年、ボディに鋼板ではなくアルミニウムを採用するなど素材の置換えが進んでいる。しかしアルミニウムは軟質で融点が低く、塑性加工中に凝着しやすい。それを解決するカギの一つがコーティングだ。近年適用が増…

LeapMind 外観検査に特化したAIの提供開始

専門知識なくても導入可能 人工知能(AI)開発のLeapMind(リープマインド、東京都渋谷区、03-6696-6267)はこのほど、外観検査で活用できる異常検知のディープラーニングモデルを開発し、提供を開始した。正常デ…

【特集】型材・部品

日本の金型は超大型、超精密、超微細、超短納期といった言葉が当たり前の時代になり、よりハイエンドな金型が求められている。例えば、自動車のホットスタンプや半導体関連など超精密、複雑形状な金型で、長寿命化やメンテナンス性の良さ…

シンクビジョン<br>管理システムの新バージョン

シンクビジョン
管理システムの新バージョン

 シンクビジョン(静岡県浜松市、053・437・5691)はこのほど、生産管理システム「cycleon(サイクロン)」の新バージョンを発売した。見やすい画面配置や操作性の強化など、現場の作業者の使いやすさを追求した。  …

【金型テクノラボ】倉敷機械 AI活用による金型・加工見積の自動化

金型・部品加工の見積作成における最大の課題は、相応の専門知識がないと見積作成が困難であるという点だ。そのため、熟練者の経験への依存度が高く、さらに加工業者間での金額差異の問題も発生している。これらの課題に対して、半自動化…

トピックス

関連サイト