金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

07

新聞購読のお申込み

C&Gシステムズ CAM-TOOL新版の販売開始

AIで切削条件を決定支援

C&Gシステムズは4月、AI技術でマシニングセンタの切削条件の決定を支援する機能を持つ、CAD/CAM「CAM-TOOL」の新版「V20・1」の販売を開始する。熟練ノウハウが必要な工具や切削条件の選定をAIが支援することで、人手不足やノウハウの資産化などをサポートする。

今回搭載した「AI切削条件決定支援システム」は、岡山大学、切削工具メーカーのMOLDINO、金型加工ノウハウを持つゼノー・テックと共同で開発。AI技術の中でも「データマイニング手法」を活用した。

具体的には工具メーカーが持つ工具情報や切削条件、被削材の材料特性値などをAIに学習させることで、ユーザーが選んだ被削材に対し、学習後の切削条件を自動で算出する。その条件を採用するかどうかはユーザー自身が判断する。

特長的なのは、ユーザー独自の切削条件もデータベースにフィードバックできること。工具や切削条件の選定は熟練技能者のノウハウによる部分が多く、技能伝承や人手不足が課題となっている。今回の機能を搭載で、こうした加工情報のノウハウを各社ごとの独自の「資産」にすることができる。

今後も工具や材料データ以外のデータを学習させていく考えで、「より高度なシステムを目指し、研究を続けていく」としている。

金型新聞 2024年4月10日

関連記事

七宝金型工業 ポーラス金型の検証開始

ダイカストの技術革新へ ダイカスト金型メーカーの七宝金型工業(愛知県津島市、0567-24-8787)は金属3Dプリンタ—を活用し、ポーラス金型(多孔質金型)の実用化に向け研究を進めている。金型内部から離型剤を染み出す構…

オークマ 油圧を使用しない立形マシニングセンタ【金型テクノラボ】

SDGsを目指した環境への配慮は年々高まっており、中でも脱炭素に対する意識は特に高い。脱炭素社会を実現するためには消費電力量やCO2排出量の削減が重要だが、製品精度は維持しなければならない。そのような高精度とエネルギー削…

CAMエンジニア不足を解消
セイロジャパン

NCBrainAICAM セイロジャパンの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題  人手不足が深刻化し、CAMエンジニアの不足にもつながっている。さらに、働き方改革などによって労働時間が短くなり、エンジニア…

キタムラ機械 開発拠点を新設

5Gで機械を遠隔制御 NTTドコモと共同開発 キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発…

入野機工が内面研削の新機種を発売

初心者でも使い易い汎用機 内面研削盤メーカーの入野機工(埼玉県川口市、046・874・7444)はこのほど、「汎用精密内面研削盤IIGシリーズ」を発売した。累積販売台数が3100台超の実績を誇る「YIGシリーズ」をリニュ…

トピックス

関連サイト