金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

14

新聞購読のお申込み

C&Gシステムズ CAM-TOOL新版の販売開始

AIで切削条件を決定支援

C&Gシステムズは4月、AI技術でマシニングセンタの切削条件の決定を支援する機能を持つ、CAD/CAM「CAM-TOOL」の新版「V20・1」の販売を開始する。熟練ノウハウが必要な工具や切削条件の選定をAIが支援することで、人手不足やノウハウの資産化などをサポートする。

今回搭載した「AI切削条件決定支援システム」は、岡山大学、切削工具メーカーのMOLDINO、金型加工ノウハウを持つゼノー・テックと共同で開発。AI技術の中でも「データマイニング手法」を活用した。

具体的には工具メーカーが持つ工具情報や切削条件、被削材の材料特性値などをAIに学習させることで、ユーザーが選んだ被削材に対し、学習後の切削条件を自動で算出する。その条件を採用するかどうかはユーザー自身が判断する。

特長的なのは、ユーザー独自の切削条件もデータベースにフィードバックできること。工具や切削条件の選定は熟練技能者のノウハウによる部分が多く、技能伝承や人手不足が課題となっている。今回の機能を搭載で、こうした加工情報のノウハウを各社ごとの独自の「資産」にすることができる。

今後も工具や材料データ以外のデータを学習させていく考えで、「より高度なシステムを目指し、研究を続けていく」としている。

金型新聞 2024年4月10日

関連記事

深穴座ぐりを工程短縮
ダイジェット工業

タイラードリル3D・5Dタイプ ダイジェットの公式製品紹介は、こちらから 現場の課題  金型への3L/Dや5L/Dなど深穴の座ぐりで、効率良く高精度に加工できる工具が求められていた。 提案・効果  「3Dタイプ」と「5D…

迫る金型の技術革新
岐阜大学 三田村一広特任教授に聞く

 「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表されるように、「百年に一度の変革期」と言われる自動車業界。金型にとってもその影響は大きく、舵取り次第では将来の成長を左右しかねない。特に、金型へのインパ…

岡本工作機械製作所 超精密加工のテスト対応

室温±0.2度の恒温室 岡本工作機械製作所(群馬県安中市、027-385-5800)はこのほど、本社工場内に室温22度±0.2度で管理された「ウルトラ恒温室」を設置した。鏡面金型プレートやスマホレンズ金型など超精密加工の…

岩倉溶接工業所 金型補修の受託加工と技術支援を開始

ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献…

【特集:技能レス5大テーマ】5.工具管理・測定

属人をシステム化へ ツール測定機や工具管理システムなどを展開するZOLLER Japanの焼きばめ装置搭載ツール測定機「redomatic」は、工具を取り付ける焼きばめ工程から工具測定までを自動かつ高精度で行い、安全で効…

トピックス

関連サイト