M&A、中小企業生き残り戦略 日本金型工業会西部支部(山中雅仁支部長・ヤマナカゴーキン社長)は2月18日、オンラインセミナーを開き、「M&Aとは何か~中小企業の生き残り戦略としての活用法~」をテーマに、池…
日本金型工業会 価格交渉や取引適正化を後押し
会長名の依頼文を作成
日本金型工業会(山中雅仁会長・ヤマナカゴーキン社長)はこのほど、「金型の安定協力に向けた御理解と御協力のお願い」と題した会長名の依頼文書を作成した。ホームページ上で公開しており、会員企業らの値上げや取引環境の改善の後押しにつなげる。
価格交渉や取引環境の改善を巡っては、公正取引員会が昨年「価格交渉に関する指針」を発表したほか、岸田文雄首相も「適正な価格転嫁を中小企業間含めサプライチェーン全体で定着させる」と話すなど、以前に比べて、価格交渉がしやすい状況になりつつある。
一方で、交渉の現場では「業界団体名の正式な文章があったほうが依頼しやすい」、「個社よりも業界全体で訴えたほうがいい」との声が上がっていた。今回の依頼文はこうした要求に応えたもので、日本金型工業会では「ホームページ上で公開しているので、価格交渉だけでなく、取引の適正化などに活用してもらいたい」としている。
金型新聞 2024年6月10日
関連記事
日本金型工業会西部支部は3月16日、金型関連技術発表講演会をオンライン(Zoom)で開き、金型業界の動向や金型製作に関する新技術を発表する。 基調講演では岡崎製作所の岡﨑浩社長が登壇し、「先々代、先代から引き継いで来た事…
日本金属プレス工業協会と素形材センターは共同で11月30日、「金属プレス加工のデジタルトランスフォーメーション(DX)~まずデジタル化からスモールスタートしよう!~」と題したセミナーをオンラインで開催する。 基調講演では…
型技術協会(横浜市中区、045-224-6081)は2月3日、横浜市中区の「belle 関内601」でシンポジウムを開催する。テーマは「キラリと輝く技術力!ものづくり革新は中小企業から」。募集人数は100人で、申込締め切…
人材の定着を促進 岐阜県内の工業高校生を対象にした第3回工業高校生金型コンテストが12月8日、岐阜県立国際たくみアカデミー(岐阜県美濃加茂市)で開かれ、県内10校、関係者も含め約90人が参加した。 可児工業と高山工業が…