4月22日付 (敬称略、カッコ内旧職) 常務取締役経営企画本部長兼管理本部長(常務取締役管理本部長)三井宏蔵 取締役常勤監査等委員(常勤監査役)白川裕之 取締役常勤監査等委員(常勤監査役)久保田千秋 社外取締役監査等委員…
テラスレーザー 大阪工場に生産を集約
生産性向上し、製品開発加速
金型補修用レーザー溶接機などを手掛けるテラスレーザー(大阪市生野区、06・6755・7798)は7月から、レーザー溶接機の生産を静岡事業所(静岡市駿河区)から大阪工場(大阪市東成区)に移管する。大阪工場に生産や研究開発、サービスを集約し、生産性の向上、開発・サービス体制の強化を図る。
同社はこれまで、静岡事業所でレーザー溶接機、大阪工場で放電被覆肉盛装置を生産していた。「大阪工場に生産を集約することで、在庫管理や物流問題などのロスをなくし、生産効率のさらなる向上が期待できる」(広報担当の稲葉えい氏)。
静岡事業所でのサービスも大阪工場に移管する。今後、大阪工場では生産の他、研究開発、サービスを手掛けていく。一方、静岡事業所は営業拠点として機能させる。ショールームなども活用し、顧客サービスをさらに拡充していく考え。
生産拠点の一元化に伴い、新製品の開発を加速させていく考え。6月にはレーザーマーカーとクリーナーを一体化させた「ハイブリッドレーザーマーカー」を発売。さらに今後、ハンディタイプのファイバーレーザー溶接機や、1500Wのファイバーレーザー溶接機などの新製品も市場投入していく計画。将来的にはオーダーメイド型商品の展開など、システムインテグレーターへの展開も検討している。
金型新聞 2024年6月10日
関連記事
金型材で困りごとは? 11月まで 大同特殊鋼は8月から日本全国の金型メーカーらを対象としたアンケート調査を実施する。金型材の使用状況や、困りごとなどをヒアリングし、材料開発につなげる。 本紙発刊の「金型工場名鑑」のデータ…
自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…
福岡2工場の設計・製造を集約 電子部品や自動車部品を手掛けるI‐PEX(京都市伏見区、075-611-7155)は、技術部門の中核拠点I‐PEXキャンパス(福岡県小郡市)に金型棟を新設する。福岡県の2工場の金型開発と製…
大型プレス金型を開拓 日本コーティングセンター(神奈川県座間市、046-266-5800)はこのほど、愛知県岩倉市に新工場を設立した。投資額は約9億円。金型やホブカッター、ピニオンカッターなどの表面処理を手掛ける。半導体…