ダイカストやプラスチック金型で金属3Dプリンタが採用されるケースが出始めてきた。造形条件の確立、レーザーの進化による高速造形など作業性の改善が背景にある。マルエージング鋼やSKD61相当材など金型に適した粉末材料が登場し…
ソディック 精密金属3Dプリンタ刷新
粉末交換2時間以内
ソディックは造形と切削が1台で行える精密金属3Dプリンタ「OPM250L」を刷新する。独自機能を搭載し、複数粉末への対応や、材料交換の簡素化による稼働率向上、状態監視による造形不良の防止が可能。デュアルレーザーなどオプション機能も充実させた。オープン価格で11月から発売する。
新開発した「OPM250L+(プラス)」は、同社の金属3Dプリンタ「LPM325S」に搭載している金属粉末の供給・回収・ふるいを自動で行うユニット「MRS」を新たに採用。チタンやアルミなど異なる材料に対応できるほか、材料ごとにMRSを付け替えることで、2時間以内での材料交換を実現する。

集積物の除去・清掃用のヒュームコレクタも自社開発した。回収能力を大幅に向上し、集積物を溜まりにくくする仕組みを構築。メンテナンス頻度も約半分に減ったことで、生産性向上にも貢献する。ほかに「造形モニタリング機能」を採用。造形不良の要因をモニタリングすることで、造形不良を未然に防止する。
オプション機能も拡充させた。高速加工に対応するため、レーザー発振器を2台持つデュアルレーザーもそろえたほか、作業者への金属粉末暴露を抑える機能や、少量の材料で多品種の試験造形ができる機能もオプションで選べるようにした。
金型新聞 2024年9月10日
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