工作機械主軸(スピンドル)のアンバランスは、機械全体に大きな振動をもたらし、加工精度の悪化や機械寿命の低下などさまざまなトラブルにつながる。そのため、加工現場の多くはバランサを用いて、アンバランス量を計測し、補正を行って…
エィテーケィタカシノ エジェクタピン注文システム
ウエブで見積り・発注
プラスチック金型用部品を手掛けるエィテーケィタカシノ(東京都品川区、03・6367・0007)はこのほど、ウエブサイト上で簡単にエジェクタピンの見積もり、発注が可能な注文システムを開発した。今年6月から本格的にサービスを開始。金型メーカーの部品手配にかかる作業を削減する。
新たに開発した注文システム「3D‐EOS(スリーディーオーエス)」は、取り込まれたエジェクタピンの三次元(3D)データを解析し、見積もりを算出。利用者は3Dデータをアップロードすれば、最短数秒で見積回答書を入手でき、そのまま発注することができる。

取り込めるデータはカーネル「パラソリッド」のソリッドデータ。対応製品はストレート、段付き、角など各種エジェクタピンの他、エジェクタスリーブ、センターピンなど。天面加工はφ1・5~12、全長は最大500㎜、天面加工長は10㎜まで対応する。寸法の延長や全長決めのブランクや取り代を追加して注文することもできる。
同システムはクローズドシステム。事前に対応製品や公差などの打ち合わせを行った上で、IDとパスワードが発行され、利用することができる。利用者はあらかじめ発注するエジェクタピンの標準仕様を登録する。

開発期間は約4年。金型設計の3D化によって自動化が進む一方、エジェクタピンを発注するには3Dデータを2次元図面に書き換える必要があるなど、手配に多くの時間がかかり、課題となっていた。「この時間から解放したいと考え、独自の3D形状認識システムを開発した」(阿久井真社長)。形状認識に必要な情報は約1300万レコードに及ぶという。
今後はシステムの安定性や利便性を高め、対応製品の幅を広げていく考え。ユーザー数は200社を目指す。「このシステムによって、無駄な作業を無くし、金型製作の生産性を高め、利益の最大化につなげてもらいたい」(阿久井社長)。
金型新聞 2024年9月10日
関連記事
プラスチック金型やガスベント部品などを手掛けるプラモール精工(宮城県富谷市、022・348・1250)は、「スーパーガストース 入れ子タイプ」を発売した。同製品は、プラスチック射出成形時のガスベントで使用される部品だ。 …
高い冷却効果が必要な金型では、硬度と高い熱伝導性を併せ持つ材料が求められている。しかし、この相反する要素を両立させるのは難しい。こうした場合にはベリリウム銅を使用するケースも多い。しかし近年は安全性や価格面から代替え品を…
大同特殊鋼はこのほど、3Dプリンタ用金属粉末「DAP‐AM」シリーズの第3弾として、「LTX420」の販売を開始した。同製品は、プラスチック金型に適したステンレス系粉末。連続的な造形において、割れを抑えるとともに、大型サ…
ショット数、温度、位置情報を把握 輸入商社のエムエスパートナーズ(東京都中央区、090・8889・1428)は、ITOFROM社(韓国)の電源不要な金型専用無線デジタルカウンター「ShotLine(ショットライン)」の販…


