輸入強化や印市場開拓 松野金型製作所(佐賀県基山町、0942・81・7000)はこのほど、インドの成形企業と業務提携した。金型や金型技術を提供する一方、インドで成形した部品の輸入や、インドで成形を検討する日系ユーザーの支…
GFマシニングソリューションズ 横浜のショールーム拡張
実機展示、セミナーも開催
スイスの工作機械メーカー、GFマシニングソリューションズの日本法人(横浜市神奈川区、045・450・1625)が、横浜ショールームを改装、拡張した。フロア面積を約2・5倍に拡大。展示スペースを広げ、商談スペースやカフェテラスなどを設けた。
同社の放電加工機、マシニングセンタ(MC)、金属3Dプリンタ、レーザー加工機などを展示。「当社のマルチテクノロジーを紹介し、お客さまの要望に応じて選択、もしくは組み合わせてもらう場所にしたい」(小林貞人社長)。

カフェテラスは社内交流の場として活用するだけでなく、セミナーなど外部との交流イベントも開催する。最大40人ほどが収容でき、今後、特定の産業分野や加工などに限定したセミナーの開催を予定している。
同社は放電加工機やMCなどの高精度機を強みとし、金型などの精密加工分野に多くの顧客を持つ。近年は金属3Dプリンタやフェムト秒レーザー加工機などの先端加工技術にも取り組む。また、治具や自動化システムも手掛け、生産システム全体での提案を可能としている。
金型分野では、放電加工とレーザー加工を組み合わせた工法提案や、EV関連部品向け金型に適用できる加工技術の開発などに取り組んでいる。「当社のショールームを通じて、新しいアイデアにつながる発見をしてもらえたらうれしい」(小林社長)。
金型新聞 2024年11月10日
関連記事
自動車関連需要が回復 ミスミグループ本社(東京都千代田区、03-5805-7050)の2022年3月期売上高は、17.8%増の3661億6000万円と過去最高を更新した。営業利益も92%増の522億1000万円と過去最高…
東京ビッグサイト(東京都江東区)で7月2日~4日に開催された「推し活EXPO」。好きな有名人やキャラクターなどを応援する“推し活”に関連するグッズやサービスなどが展示され、3日間で大手小売店や出版社、玩具メーカーなど3万…
「製造業の世界で有名なのがドイツ。だから、ドイツ企業と取引できる企業を目指そうと考えた」と語るのは西部正記社長。Westen(ヴェステン)はドイツ語で『西』を意味し、2022年の新工場立ち上げと同時に社名を変更。水栓関連…
ダイカスト金型を中心としたアルミニウム鋳造用金型専業メーカーのユニオン精機(兵庫県加古川市、079・425・0765)。型締力1000t以上の大物金型を得意とし、二輪・四輪車や汎用エンジンなどのアルミニウム鋳造部品に対応…


